ケイトウガイです。
キクザルガイ科は左右の殻のどちらかが岩等に固定しますので、打ち上げは自由殻のみとなることが多いです。
上の標本は固着したサンゴが折れて合弁で打ち上っていました。
はっきり言ってキクザルガイ科の同定は自信がありません。
ケイトウガイは、図鑑ではもう少し右殻は半分程度朱色で表面が鱗状になっていますが・・・
左右の殻の内側です。
カネツケザルガイは周囲が紫色に縁どられるとのことでカネツケザルガイではないと判断。左殻の形も違います。
ケイトウガイと同定したのは、どちらかと言うと消去法
左右の殻の外側です。
左殻の左側には固着している珊瑚です。
合弁にして横から。
下の左右にある灰色は珊瑚
この角度から見たら鶏頭です。
なのでケイトウガイで間違いない・・・たぶん
反対側の横から見たところです。
左側の灰色の棒が珊瑚です。
珊瑚に固着するためにヒダヒダの造形美が良いですね。
キクザルガイ科は数種持っていてどれも同定に自信がありませんが、好きな科です。