懺悔
父を食べたんだよ
そんな目をしていた。
いや、分かるはずがない、アレがそうだったかどうかなんておれにもわからないのに。
でもあの子は、あいつの子は真っ直ぐとただじっと俺をみて、指をくわえたんだ。
あの目、、なにかを突き刺して、実際には俺の体を、ナイフで裂き開き、その中にあるアレをじっと見つめていたんだ。
ほらね、あるじゃないか、父の温もりがまだ残ってる
そ ういってその子は俺の中に手を入れてきた。
もうどうしようもない。そうさ、俺だって気付いてたんだよ、そっと差し出されたあの肉を覆ってた布が、あいつの軍服だったのだから。
空腹で味がどうだったかなんて覚えてない。ただ、必死だった、いや、もう何もかも分からなくなっていたから。
なぁ、もういいだろ?
その手を。
あぁありがとう、お前はやさしいね。
そうだ、もっていってくれ。これで漸く楽になれる。
そんな目をしていた。
いや、分かるはずがない、アレがそうだったかどうかなんておれにもわからないのに。
でもあの子は、あいつの子は真っ直ぐとただじっと俺をみて、指をくわえたんだ。
あの目、、なにかを突き刺して、実際には俺の体を、ナイフで裂き開き、その中にあるアレをじっと見つめていたんだ。
ほらね、あるじゃないか、父の温もりがまだ残ってる
そ ういってその子は俺の中に手を入れてきた。
もうどうしようもない。そうさ、俺だって気付いてたんだよ、そっと差し出されたあの肉を覆ってた布が、あいつの軍服だったのだから。
空腹で味がどうだったかなんて覚えてない。ただ、必死だった、いや、もう何もかも分からなくなっていたから。
なぁ、もういいだろ?
その手を。
あぁありがとう、お前はやさしいね。
そうだ、もっていってくれ。これで漸く楽になれる。
宝物
昔あった宝物は、いつの間にか錆び付いてて、それがなんだったかも忘れてしまったんだよ。
だってもう何も感じないんだ。
それがなんだったかもわからないのに、見付けられるわけないだろう。
君は覚えてるのかい?
そうか、それはよかった。
よかったら今度それを見せてくれないか?
だってもう何も感じないんだ。
それがなんだったかもわからないのに、見付けられるわけないだろう。
君は覚えてるのかい?
そうか、それはよかった。
よかったら今度それを見せてくれないか?
再会
あぁ、君と出会ったのはいつだっけな。
十年ほどまえだっただろうか。
あの時もこうして突然に現れて、僕をこれ以上ない喜びへと導いた。
いつの間にか友達はどこかへ行ってしまって、僕一人になっていたんだ。
薄い水の膜に包まれた中から流れる景色をただみていた、疲れてたんだよ。
あぁ、そうだね、もう時間だ、そろそろ行こうか。
また連れていってくれるかい?
十年ほどまえだっただろうか。
あの時もこうして突然に現れて、僕をこれ以上ない喜びへと導いた。
いつの間にか友達はどこかへ行ってしまって、僕一人になっていたんだ。
薄い水の膜に包まれた中から流れる景色をただみていた、疲れてたんだよ。
あぁ、そうだね、もう時間だ、そろそろ行こうか。
また連れていってくれるかい?