トヨタホームの全館空調について

スマート・エアーズPLUS(2F 屋根裏)の現実をお伝えします。

 

トヨタホームのスマート・エアーズPLUSは一台の室内機からダクトを通じて各部屋にエアコンの空気を送ります。

しかし、ダクト自体、ダクトの施工両方に問題があると感じたため何が問題なのか、皆さんに知っていただきたいと思います。

 

・ダクト(空気(気体)を運ぶ管状の設備)の問題。

 トヨタホームのダクトはフレキシブルダクトを使用しています。

 メーカー:フジモリ産業株式会社  商品名:フジレックス(IP)  

   口径:150    断熱材:グラスウール25mm-20k

 

 

 

 

参照:フジモリ産業株式会社 HP

 

 
エアコンの空気を運ぶためのダクトの断熱材の厚さがグラスウール25mmしかありません。
トヨタホームの外壁の断熱は100mm16Kです。
グラスウールの密度が20Kと16Kの違いがあるとはいえあまりに心もとない数字です。
外と内側を仕切る断熱材より屋根裏にあるダクトの断熱性能が低くても大丈夫じゃないかと思われるかもしれませんがトヨタホームの断熱は天井断熱であり全館空調の室内機及びダクトがある屋根裏は熱を逃がす換気装置も実質無いに等しい構造な為、実は屋外と室内の壁よりも過酷な環境です。
立地:静岡県西部 JR沿線沿い
2026/07/23  屋外(日陰):38.3℃   屋根裏:45.2℃  屋外より屋根裏のほうが6.9℃高い!
※SwitchBot防水温湿度計にて測定
 
トヨタホームは壁の断熱も熱陸橋がひどく弱いためエアコンの温度設定も25℃くらいに設定しないといけないのですが設定温度25℃に対して屋根裏45.2℃実に20℃の差があります。
そんな環境の中、25mm-20Kの断熱で数メートルから10m近く熱を損失しながらエアコンの空気を送ることになります。
屋根裏の環境については以前の私のブログを参照ください。
 
・ダクト(空気(気体)を運ぶ管状の設備)の施工問題。
メーカーの施工マニュアルではたるみは50mm以下と記載がありますが写真を見ていただければわかりますがぐちゃぐちゃですガーン
メーカーから販売されている長さのまま使用している(長さを状況に応じて短くしていない)為、無駄に遠回りしたり上に持ち上げたりしています。
メーカーの施工マニュアルから大幅に外れた施工です。
空気を通す管ですから曲がったり上下するほど抵抗がかかり空気の通りは悪くなります。
また、適切な長さで使用していないため、ただでさえ断熱が薄く熱が漏れているのに漏れる距離が長いせいで余計にエアコンの効きが悪くなり無理やり冷やそうとして電気代が上がる構造になっています。
 

トヨタホームのスマート・エアーズを2Fに導入すると電気代が大変なことになります。
屋根断熱より天井断熱のほうが金額は安くなる(断熱材の量が少ないため)ようですが全館空調を勧めていてなおかつエアコンの室内機を屋根裏に配置するトヨタホームがなぜ天井断熱ではないのか非常に気になるところです。
トヨタホームは「工場生産」をうたっていますが屋根断熱でしたら工場で断熱材の施工ができますが、天井断熱はユニットを組み上げた後に大工さんが施工するためかなり雑に敷かれる印象です。
実際、私の家は天井の板と断熱材が密着していない部分がかなり多い印象です。