本日のコラムは、昨日の"車内静音・デッドニングの基本 その2"にて大まかにお話しした4種類のパターンをどのように使い分けるのかを、車両の部位ごとにご案内していきたいと思います!
施工個所の分類と共に、参考画像や効果などもできるだけご案内していこうと思いますので、数回に分けてのコラムになります。予めご了承ください。
それではまず、ボンネットから始めてみたいと思います。
基本的にどの車であってもエンジンが収まっているエンジンルームのドアに位置する部分がボンネットです。
電気自動車でない限りはガソリンなどの燃料を燃焼・爆発させてピ車両の駆動力を生み出す部分であるため、爆発時のエネルギーや回転振動が音として発生する機関であり、車両の中で最もうるさい個所になります。
それらエンジン音は前席の足元やダッシュボード裏側からの車内侵入ももちろんありますが、今回はボンネット越しにて侵入してくるエンジン音に関してのご説明とさせていただきます。
足元からの侵入などは後日のフロア編にてご案内しようと思っておりますので、しばしお待ちを。
こちらの画像は、以前にも公開しているボンネット裏の施工後画像です。
昨日ご案内したパターンに当てはめると、「制振」が施されている状態になります。
経験上、ミドルクラス以上の車両や、エンジン音の大きなディーゼル車などの場合にはボンネットフードライナーと呼ばれる遮音材が備わっている場合が多いですが、それらに当てはまらない車両の場合には鉄板むき出し状態となっているので非常に振動波による影響を受けやすいといえます。
もともとフードライナーが備わっていない車両に場合には、車両純正部品にてボンネットライナーが存在する場合も多々ございますので、可能であるならば純正のボンネットフードライナーは有ったほうが良いと思います。
しかしながら純正でそのようなパーツが存在しない車両の場合には、上記のような「制振」作業を行った後に、遮音及び吸音性能のあるボンネット用の吸音遮音材を重ね貼りすることで同様の効果を得ることも可能ですので、パーツがなくても何とかなるのでご安心を(笑)
施工後の効果としては、エンジン音がかなり小さく、且つ遠くへ離れたような感覚を得られるので、体感度の高い静音作業になります。
ハイブリッド車やアイドリングストップ車を所有されている方はエンジン音の有無の差は常日頃から体感されていると思いますが、エンジン音有無のギャップが狭くなることでエンジンスタート時の精神的ストレスがかなり軽減されるのでお勧めです。
もちろん、それら機能のないガソリンエンジン車や、流行りのディーゼルエンジン車であれば、常時ストレスを軽減できる施工になるのでお勧めです。
このほか、断熱効果も同時に得ることができるため、雨天時にボンネットから湯気が上がるようなこともなくなりますし、輻射熱によるエンジンルーム内の温度変化も少なくなるので少なからずバッテリーにも良い影響を与えると思います。
ご自身の車両にボンネットフード裏の「制振」「吸音」「遮音」を行った場合を事前に想定させたいのであれば、「毛布をボンネットの上に載せる」「ダンボールをボンネットの上に載せる」などをしていただければ、完全ではないにしろボンネット施工の有無の差を少なからず体験できると思います!←ぜひ、お試しください(笑)
最後に施工に関してですが、熱を発するエンジンルームに施工するため、耐熱や放熱に優れた素材を用いる必要と、熱と重力の作用で剥がれてしまわないようにするための下処理や、それに対応した接着力、空気の熱膨張による剥がれを防止するために完全に空気層を失くす、制振マットなどの切断面からの剥がれがないようにプレスラインに被さらないようにする、などなどの注意点を多く含む施工個所になります。
いろいろなものが常に動き続けるエンジンルーム内に制振マットなどが万一落下した場合にはどうなるか?
ん~、考えたくないですね~(笑)
なので、残念ながらご自身での施工はお勧めできません・・・。
ボンネットのみの施工であれば数時間で完了いたしますので、まずはこちらからお試しいただければと思います!(ボンネット裏が極度に汚れている車両はもっと時間かかります(泣))
ご相談、ご予約は随時承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。


