さて、数日前の「ハイレゾにチャレンジ!」にてほんの少し触れた、
それぞれのサンプリング周波数には、記録できる帯域幅にそれぞれの制限があります。ハイレゾにチャレンジ
記録(再生)可能周波数帯域幅が異なることで聴こえ方なども大きく変わってくるのですが・・・
の件について、忘れないウチにザックリと補足をしておきましょう!
この「記録できる帯域幅の制限」について理解すると、Hi-Res(ハイレゾ)がどのようなものなのかも、比較的分かりやすくなると思います!
では今日は、最も身近で良く知っているCD(コンパクトディスク)についてお話ししましょう。
まず、コンパクトディスクのサンプリング周波数と量子化ビット数は44.1kHz/16bitと決まっています。
つまりこれが直径12cmのCDに納めることのできる音楽データの最大量と言うことになり、記録できる最大演奏時間は75分ということになります。(正確に言うと74分42秒です)
どうしてこのような企画に納まったのかに関しては、SONYさんの企業情報ページ内にあるSony Historyの、第2部、第8章 「レコードに代わるものはこれだ」 <コンパクトディスク>にて記されています。
面白いので、ぜひ参照してみてください。
では、一旦戻します。
先程のリンク先にも記載がありますが、コンパクトディスクはサンプリング(標本化)周波数44.1kHzの音楽データを記録するための光ディスクとして生まれました。
「サンプリング(標本化)周波数44.1kHz」これを簡単に言えば、"1秒間の音を441000個に分割して標本化して記録している"と言うことなのですが、ではなぜ44.1kHzになったのでしょうか?
基本的にはSONYさん側の提案でそうなったと言うこと、クラシックの演奏時間から見て75分あれば全体の95%ほどの楽曲が録音できると言うこと、その結果直径が12cmになったことなどは、前述のリンク先でも読み取ることはできるのですが、サンプリング周波数が44.1kHz、量子化ビット数も16bitになったのかの真意は解らずじまいです(笑)
そして、もちろん私にも分かりません・・・(笑)
何故ならこれについては諸説様々であるために色々な場所で色々な見解がされている状況でして、読み物としては全てがかなり面白く、且つどれもが正解と思えるような内容だったりするので「実際のところはどうなのか?」と考えても仕方ないなぁなんて思えてしまって途中でどうでも良くなってしまうからなんですよね(笑)
まぁ、こちらについても興味を持ったならGoogle先生に聞いてみると良いかもしれません。かなり面白いので暇つぶしにはもってこいです。
あ、またまた話が脱線してしまいました。。。
もう一度本編へ戻したいところですが、今日の流れだとまた脱線しそうなので今日はここまでにしておこうと思います(笑)
明日こそは"サンプリング(標本化)周波数44.1kHzの場合の記録できる帯域幅の制限について"のお話しをいたしますのでお楽しみに~♪