ハイレゾにチャレンジ! | クァンタムの「車内快適空間創造計画!」

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と言うことで、先日もちょろっと書いたHi-Res(ハイレゾ)。

 

まだまだダウンロードできる曲も少ない(でも初期に比べたらメチャメチャ多い)ですが、イヤフォンやヘッドフォンはもちろん、ちょっとした家庭用オーディオ装置やカーオーディオでも聴いたらすぐにわかってしまうHi-Res(ハイレゾ)音源について少し触れたいと思います!

 

 

 

最初から余り難しくしても良くないので、とっても分かりやすく簡単にご案内したいと思います。(まぁ、限界はありますが(笑))

 

 

 

まず、皆さんが良く知っているCD、それからアマゾンミュージックやiTunesでダウンロードするMP3、そしてこのHi-Res(ハイレゾ)などの音楽ファイルは全て、元々の原音をデジタル化したものであると言う共通点があります。

 

元々の原音とはデジタルデータ化される前の段階のもので、普段から耳で聴いている自然界に存在する音や、周囲の人の声、生の演奏などなど、いわゆる生の音そのものです。

 

それらをデジタルデータ化せずに磁気テープに記録したり、磁気テープに記録されたものをレコード盤にしたりしているものなどはアナログ音源と言い、デジタル化した前述のデジタル音源と共に音楽などの記録媒体として今も存在しています。

 

 

アナログ音源は原音をデータ化することなくそのまま記録するので、人間の耳では聴き取れない帯域の音や、もの凄く小さな音までマイクが拾いさえすれば記録することができると言うメリットがあります。

聴こえる聴こえないは一先ず別の話としてですが。

 

そうやって原音を最初に記録したものが俗に言うマスター音源と呼ばれるものになり、このマスターをコピーすることでカセットテープやレコードのアナログ媒体が作られたり、デジタル処理を施してデータ化することでCDやMP3、ハイレゾなどのデジタルファイルが作られることになります。

 

 

しかしながら実際には、デジタル音源、アナログ音源共にメリット・デメリットがそれぞれ存在してしまうので、用途や使い方などによりどちらの方が扱いやすいのか、どちらの方が優れていると言えるのかなどは使う側が判断すると言った自然な流れができあがっています。

 

・アナログ

 メリット 原音そのままの録音

 デメリット 使い続けると劣化する、記録媒体が大きくなりがち

 

・デジタル

 メリット データ化されるため記録媒体を余り選ばない、コンパクト化

 デメリット データを圧縮することで原音とは異なるものになる

 

もちろんメールに添付して送れるのがデジタル音源であり、宅急便でしか送れないものがアナログ音源であるなどの大きな違いもありますが、聴く側、使う側としてのメリット・デメリットは上記のようなものが主だと思います。

 

 

ではなぜ、CDやMP3などと同じようにデジタルデータ化されているにもかかわらず、ハイレゾ音源は音が良いと言われるのでしょうか?

 

 

 

デジタル音源には必ず、○○kHz と ○○bit と言う情報量を表す単位表記が存在します。

原音を切り取る際の質(情報量の多さ)を表す単位が、サンプリング周波数(kHz)と量子化ビット数(bit)です。

 

身近なものに例えると、ブラウン管のテレビで観る映像、ハイビジョンのテレビで観る映像、4Kのテレビで観る映像、これらの解像度と呼ばれる走査線の数みたいなものだと思ってもらえれば良いと思います。

 

横方向がサンプリング周波数(kHz)、縦方向が量子化ビット数(bit)と言う感じに。

 

 

ここまで理解できたら、早速、CDとHi-res(ハイレゾ)を比べてみましょう!


CDの情報量をサンプリング周波数と量子化ビット数で表すと、44.1kHz/16bit。

Hi-Resと定義される音楽データの最小値は、48kHz/16bit。

Hi-Resの主流である音楽データは、96kHz/24bit もしくは 192kHz/24bit。

 

数値的には定義されたHi-Resと呼べる音楽データの48kHz/16bitだと大して差が無いように見えますが、主流の96kHz/24bitや192kHz/24bitでは明らかに違うのが見て分かると思います!

 

 

ですが、実は44.1kHzと48kHzは見た目以上に違うんです(笑)

 

 

違いを分かりやすくするために、まずサンプリング周波数についてご説明します。

 

以前こちらでも周波数について「周波数とは1秒間に行われる周期の回数を表している」との解説をしたので覚えている方もいると思いますが、それに当てはめてそれぞれのサンプリング周波数を考察すると、原音を44.1kHzは44100回、48kHzは48000回、96kHzは96000回、192kHzは192000回と言ったように、たった1秒間の中に存在する音をどれくらい細切れにしてサンプリング(標本化)しているのかがわかると思います!

 

ちなみにそれぞれのサンプリング周波数には、記録できる帯域幅にそれぞれの制限があります。

 

記録(再生)可能周波数帯域幅が異なることで聴こえ方なども大きく変わってくるのですが、長くなってしまうのでこの続きは後日に。。。

 

 

続いて量子化ビット数について。

 

量子化ビットの数値は、アナログ音源をデジタルデータに置き換える際に何段階の数値で表現するかを表しています。

これも答えが決まっているのでそのまま書き記しますが、CDの16bitは6万5536段階で記録し、ハイレゾは主に24bitの1677万段階で記録しています。

これもサンプリング周波数と同じく、どれだけ細分化してデータに置き換えるかの数値なので、大きければ大きいほど録音されている音のを細切れにするため表現力が向上すると言うことですね!

空気感や空間再現性が向上するのはこっちです。

 

 

とまぁ、サンプリング周波数(横軸)と量子化ビット(縦軸)がそれぞれ細かくなることで、CD(44.1kHz/16bit)に対してハイレゾ(96kHz/24bit)は約3倍のデータ量、ハイレゾ(192kHz/24bit)は約6倍のデータ量になり、その結果、音が良いって言われるんですね~!

ってか、誰が聴き比べてもその差は歴然なんですけどね。。。

 

 

オマケになっちゃいますが、MP3はハイレゾとは正反対におおざっぱにデジタル化したものを指しますのでCDより情報量が劣ります。(言うまでも無いか)

 

 

 

どうです?ハイレゾにチャレンジしてみたくなりましたか?(笑)

 

 

 

あ、なんかアメーバからこんなのいただきました(笑)

 

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