さて、定休日で一日お休みしてしまいましたが、ここ最近のコラムで人間はどのように音を捉え、音を考え、音を認識しているのかについてお話ししてきました。
これら音にまつわる事柄を、運転をして移動を行う為の車という道具に当てはめた場合、エンジン音や走行音、風切り音、そしてカーオーディオの音などが聴こえてくる音ということになります。
エンジンや走行に伴う音などの車両から発せられる音に関しては、いつもと違う音が聴こえたりすると「あれ?どこか調子悪いのかな?」などと疑問に思ったり、逆にエンジンオイルを交換してエンジン音が静かになったことを実感したり、車両各機能の調子を計るために用いたりすることもできますよね!
それとは別に、意思を持って発せられるカーオーディオの音は基本的にオーディオのどこかが壊れてしまわない限り安定した音が再生されることが原則になるとは思いますが、何かしらの不満が残るのであれば、音を親しみやすく且つ理解しやすくするために、そして好んで聴くソフトの音を気持ち良く楽しむために、オーディオ機材の性能を上げていくしかありませんよね。
と言うことで、「音質改善のススメ!」
読んで字の如く改善ですから、良くならなければ改善したことにもなりませんし、良くなったと思うことすらできません。
ですが、それが良くなったのか、悪くなったのかを判断するのは私たちではなくお車のオーナーさん自身ですので、改善するべき箇所が見つかっているのであればそれを改善するべきであり、なにが悪いのか分からないが何となく良くしたいのであれば、その理由を環境や構成などの物理的なものに置き換えて原因を特定して改善方法を模索するしかありません。
そして、その過程の中で最も重要視するべきことは、改善するべき優先順位と改善のための手段を間違えないこと。これに尽きると思います!
非常に簡単な例えで言うと、車内空間がロードノイズなどで騒がしくてボリュームを上げなければまともに音楽を聴くことができないのであれば、車内の静粛性向上を優先的に、逆に停車中であっても聴こえてくる音楽が気持ち良く聴けないのであれば、スピーカー交換などのオーディオ関連機器の入れ替えを優先的に行う。
両方の場合はできるだけ一緒に(笑)
と、こんな具合に問題点と改善点の相違が生じないように、やるべきことやお金の使いどころを間違えないように進めることで、必ず結果が伴って満足できる形に到達することができると思いますよ~♪
あ、どうしたらいいのか分からない方もご安心ください!
お車と一緒にご来店いただければ、原因の見極めや改善方法のご提案など、最も無駄のない最善な方法をご提案させていただきますので。
なにも分からなくても大丈夫ですから、お気軽にどうぞ~!!