はてさて、DIATONE SOUND.NAVI のお話の途中で、Goh Hotoda氏の愛車へのオーディオセットアップ 連載記事を挟んでしまいましたが、再度戻って進行していきましょう!
純正でサウンドナビが付いている方へと題して始まった記事ですが、今日は「せっかく素晴らしい能力を持ったナビユニットが付いてるのだから使い切らなきゃもったいない!」ってことをお話ししたいと思います。
既にスバル純正DOP(ディーラーオプション)ナビ、マツダ純正DOPナビなどをお使いの方はご存じのことと思いますが、DOP で DIATONE SOUND.NAVI を装着した場合には、必ず車種別のオーディオ調整パラメーターが調整値として入力されています。
この値は車種を選択することで予めプリセットされた各種パラメーター(レベル・タイムアライメント・イコライザーなど)が反映し、その車種に応じた個別の設定へと書き換えられる仕組みです。
もちろん現車をベースとしてそれらパラメーター値を割り出しているので、スバルで例えるならレヴォーグはレヴォーグ専用、インプレッサはインプレッサ専用と言ったように、車両毎に異なるパラメーター値になっています。
んっ?
それでいいんじゃないの?
って、普通は思いますよね!(笑)
でも実はそれだけじゃ良いとは言いきれないんです。
まず、それらパラメーター値はその値を導き出すためのベースになった車両が車種毎に必ず存在し、その1台の車両を用いて各車種専用のパラメーター値を割り出します。
これは私自身がパラメーター値を割り出す担当をした車種もたくさんあるので事実です。
そうやって導き出されるパラメーター値はその時に使用した車両専用であるため、同型車両でその時の車内環境とほぼ同一の状態で聴かれるのであればこの上ない最適な値であることは間違いないのですが、残念ながら実際にはそう上手くはいかないんです。
なぜなら、オーナーさんが変わることによって内装の仕上げの違い、運転席及び助手席のシートポジションの違いやハンドルの位置の違いなどなど、同型車であっても異なる車内特性になったりリスニングポジションそのものが大きく異なるからなんですよ。
あ・・・、言われてみればその通りじゃん!って感じかもしれませんが・・・(笑)
もちろんそれでも十分満足しているのであれば全く問題無いと思いますが、その場合であっても試しに頭の位置を前後左右、シートポジションも上下や前後に動かしてみてみると宜しいかと。
その際に、「あっ!この場所(ポジション)のほうがいつもより良く聴こえる!」って思ってしまう場所が別にあることを発見してしまったのであれば、事実上その車種専用パラメーターは、ご自身にとってみれば最適なパラメーターではないと言うことになっちゃうんですよね~。
って中途半端に確認方法だけをお話しさせてもらって、今日は終了です(笑)
もちろん続きは明日以降に!