全体の感想
例年並み、または簡単
大問1世界地理
特筆事項なし。
しいて言うなら(5)農地面積に対して穀物生産量がどうなっているかの話。
単純に表の数値が大きいってわけじゃないからね。
といっても、よくある定番の話なので、これを難しいというのは不勉強になってしまうかな。
大問2日本地理
和歌山と山梨あるのでア・エ絞り。ブドウの数値あるのでエが山梨。
アは和歌山、オは田んぼで秋田、イ・ウを宮崎・岡山比較だが、教科書通り宮崎・促成栽培で畑比較でいい気がする。
もちろん畜産でも。
大問3歴史総合
あまり悩むような問題が無い。
鉄砲伝来についてはほぼ同時期にキリスト教伝来と知っているだけでいい。
その前に宗教改革→カトリックが弱体化→イエズス会立て直しでつなげればいい。
伊藤博文が政党結成?でぽかんとなる子はいたかも。
立憲政友会ってなると高校受験生は原敬で覚えてしまうから。
立憲政友会をつくったのは伊藤博文。
ただ、岩倉使節団の中で総理大臣ってなると伊藤しか書けないので、難しい問題かというとそういうわけでは。
てか(10)どっかで見覚えあるような、ないような。
勘違いかな、使いまわし?
大問4公民総合
個人的に(1)の「個人」が一番戸惑ったんじゃないかと想像。
こんなとこ空所にしたら、来年からやたら条文暗記させる人が増えて、社会科が社会科じゃなくなっちゃうよ。
あ、話それた。
(5)②はきちんと理解できているか試す問題だと感じました。
図のどの状況が売れ残りの量か。
塾生には授業で伝えた通り、この図は価格から見るのが基本。
ちょうど軸の高い・安いのあたりからまっすぐ図に入り、曲線とぶつける。
ぶつかったら数量チェック。もう一本曲線あるので再度ぶつかりもう一方チェック。
あとは需要<供給のときに売れ残るわけなので、アが答え。
仕方のないことだが、こんないい問題でも4択記号なので当てずっぽうの子も何割か当たるというのが悲しいところ。
仕方のないことなのだが、もったいないと思うほど、いい問題だと思います。
ぼちぼち個別時間になるのでこの辺で。
受験生の皆さん、本当に本当に、お疲れ様でした。
特色選抜の子は明日面接が残っている子もいますが、今日はゆっくり休んでください。