久々に更新します。



今年は微妙に不完全燃焼で、何か中途半端なシーズンだったとモヤモヤしていた矢先。

「通勤快速」仕様のインプレッサのメンテナンスをお願いしているクルマ屋さんのH君から、

「2月のスノーラリー出場しませんか?」とオファーあり。


何と毎年かの有名なWRCドライバーも出場し、パーティーで一緒に酒盛りというスゴイラリーだ(笑)

ということで冬の予定は決定! 



そして更に今晩会社から帰宅しようとした矢先、携帯に電話が。

ん? 全日本ドライバー君ではないか。


「来年全日本戦ほぼフル参戦しますが組んでもらえます?」


むむむ・・・

これってレギュラー出場!

ついにたどり着きました!


そして真っ先に考えたのは仕事との兼ね合い。

何とかうまいことやり繰りすれば大丈夫かな??


そしてまたまたダイエット大作戦。

目標は5kg減かな?

年末年始は健康的な食生活になりそうです(;´▽`A``


【リタイヤ後】

コースオフ後、とんでもないことが起こってしまった。

目の前をなんと同様にコースオフする後続が・・・


デミオで出場のIさんやO君のマシンが同じ箇所に落ちていく・・・

みんな同じ罠にかかってしまうとは・・・



ダニーのブログ

やはりウォータースプラッシュの後は完全にヌタヌタになっている。


その後一旦陸別のリモートサービスに戻ると、

さらに2周目で2台が同じコーナーの餌食に・・・


ダニーのブログ

計5台が全く同じコーナーに餌食になるとは・・・


全車通過後に引き上げてもらったら夕方になったので、マシンは陸別の広場にひとまず置いて、

北愛国のサービス会場に。


帰ってきて、ちょっとグッタリとしていた。


せっかく応援に来ていただいたファンの皆様の期待に応えられなかったこと。
至上命令とも言えるチームの上層部からの完走の指令に応えられなかったこと。
クラッシュの衝撃が後からじわりと来て、今後もっと痛みを増したり後遺症が出ないかと心配になったこと。
順調に行けば全日本常連組と五分かそれ以上のタイムが出せたのではなかったのか?
良いパフォーマンスを出せれば、次戦の新城でもコンビを組んで上位を狙えたのでは?
完走して次に繋げることでチームとしても良い方向に進んだのでは?


これらの心配,後悔,挫折などなどが頭の中をよぎり、身体的にも精神的にも滅入ってしまい、さらにグッタリしていた。
M監督から「先にホテルに戻って休んだほうがいい」との指示。

他のクルーが戻って来るまでは・・・ と思ったけれど、ちょっとシンドかったので、
ドライバーI君にホテルまで乗っけて貰った。

微妙な打撲やらかすり傷のせいか、バッタリと倒れるように寝てしまった・・・



【リタイア翌日】

思ったよりもグッタリ気味だったのと、マシンの復帰は残念ながら出来なかったので、

ひとまず北愛国に。


時間が多少あったのでジュニアチームの物販ブース周辺でお手伝いをしていた。
偶然隣のテントは「メロンブックス」だった。
5年以上前コンビを組んだN君、いやもはや現在はチームのN監督とちょっと話をした。

関西では同じクラブだったこともあるので本音を聞いた。

陸別の「魔のコーナー」はベタベタに抑えるべきだったと。

そうだったか・・・ と今更考えても後の祭りだった。。



【総括】

やはり悔やまれる結果だった。

プライベーターではなくセミワークスとしての出場にしてはまだまだ至らない点が多かった。

普段ドライバーとコ・ドライバーの2足の草鞋でラリー参戦しているが、

本職のコ・ドライバーの面々とは残念ながら差を付けられていたと思う。

JN-3の優勝コドラのTさんも、「(普段レギュラーのコドラの)Y君はスゴイよ」と言っていた。

やはり優勝に絡む、年間チャンピオンに絡むような修羅場をくぐり抜けないと、

トップクラスにはなれないのかもしれない。

そのような立場を経験していないオイラなので、まだまだ未熟なのだろう。


来シーズンは自ら「イバラの道」に身を投じることになるかも・・・

以上、反省の弁も交えた報告でした。





~SS3 RIKUBETSU LONG~



SS2でさほど悪くない感じだったので、楽しみに思いつつ陸別に向かう。
超ハイスピードのクンネイワのゴール後なので、普段よりやや興奮状態。
なかなかスリリングなSSだった!


道なりに行って、国道に突き当たったら右に行けば陸別の市街地だ。
2年前のラリー北海道でも出場しており、レッキでも何回も通ったのでこの周辺の道は覚えてしまった。
信号もさほど無いので、あっという間にスタート付近の誘導路に到着した。


あと数百メーターで左に曲がるというところで、ゼッケン1番から順番に名前と一言コメントの段ボールの
応援メッセージ看板がズラリと並んでいる。
うちらクルーへのコメントは「新人ガンバ」だった。
うーん・・・ I君は2年前にラリー北海道デビューしてるからもはや新人じゃないよな?
(後で知ったのだが、オフィシャルをされていた陸別の方が作っていたとのこと。
毎年ありがとうございます!)


10数分前に余裕を持ってTCに到着。
少しづつワクワクしてきた。何しろ陸別は観客の皆さんが多いですし。

スタート直前にオフィシャルからは、「途中道を少し塞いでいるけど通れます」とアナウンスがあった。
まあ毎度のリタイア車かな、と思いしつこく聞き返さなかった。
スタート30秒前付近だったので、もう集中しなければいけないタイミングだし。


これが今思い返すとミスだったかもしれない・・・
どの箇所でどんな感じ? などもらえる情報はトコトン貰う。

いい意味での「しつこさ」が大事だったのでは?


スタート後、SS総距離の半分くらいは舗装だ。
そつなくスタート。
舗装路面をダートタイヤで走るので、ややおっかなびっくりで行くかと思ったが、
ドライバーI君は快調にコーナーをクリアしていく。
「舗装路面をダートタイヤ、こんなシチュエーションはそういえば一昨年のWRCであったな。」

とふと思い出す。
2年前のWRCの札幌ドームでのスーパーSSにて、

I君はオイラとのコンビで国内参加クルーのベストタイムを奪っただけある。
横に乗っていても安定して怖くない。絶妙な滑らせ具合でコーナーをクリアしていく。


そして舗装の左コーナーからダート路面に切り替わる。
以前はこのダート地点からスタートだったが、昨年からは今回の舗装後にダートのレイアウトになって距離を伸ばしたそうだ。
アウト側に土嚢が置かれていたが、危なげなくクリア。

ダート路面からスタートだった時に比べて、舗装でのスピードがついている分あっという間に次のコーナーに差し掛かる。
そして思ったよりも曲がっている感覚だった。

ダートに入って数コーナー先、クレスト(丘になっていて先が見えづらい)の直後の右コーナーに差し掛かったとき、微妙に外側にこぼれそうになるが、何とかクリア!
ちょっとヒヤリとする。
後でオンボード映像を見てみたら進入スピードは結構なものだった。
「オーバースピード気味だよ」とコメントすべきだったのかな・・・?


その後下りのストレート後、コンクリ製の浅いプール「ウォータースプラッシュ」を通過する。
ウォータースプラッシュを通過する直前で、それなりの速度だったので、40メーターのストレートとその先の右コーナーもオイラはジャッジしていた。
通過時に水の衝撃とコンクリの段差を覚えた直後、若干ではあったがジャンプした感覚。
難なく通過して視線は次の右コーナーの先だ!


あれ? 何で曲がらない??
右コーナーのアウト側は少し左に落ち込んでいる。
ドライバー君は必死に何とか修正しようとしているが、左側に吸い込まれるように向かっていく。
サトリアが微妙に左に傾く、と同時に景色がスローモーションに・・・


「ヤバイ、ウォータースプラッシュ後にあまり減速してないぞ!」
「ダメージやばいかも!」
といったことが瞬時に頭の中をよぎる。

外側に転がるのか? と思った矢先、フロントからの大きなダメージが!
その衝撃で手にしていたペースノートはダッシュボードに吹っ飛んでいった。
同時にボンネットが跳ね上った。何てダメージだ!

両足で踏ん張っていたが、ハーネスのベルト部分に体の一部が圧迫される。
ダメージの反動で、シートへ体が押さえつけられるような衝撃も結構なものだった。


そして跳ね上がり転がった感覚の後に、クルマが静止した。
助手側のドアを下にして90度傾いて転がっていたのだ。
大丈夫、フロントとサイドガラスは割れてないので切り傷は無い。

手足の感覚もある。体へのダメージは無さそうだ。
ハーネスのバックルを解除してベルトを緩めようとした際に、左肩のガラス越しに水の流れが・・・
クラッシュで動揺してるんか? と思ったがそうではない。本当の水の流れだった。


そうだ、クルマから出なければ・・・
でも大事なノートとロードブックは一まとめに・・・と回収したとき、右上のほうからI君の声が。
「こっちから出ますよ」
ハッと我に返った。持ち物は後でいい。(何のんびりしてるんだか・・・)

ともかく脱出だ。
ダメージで動揺した自分を恥ずかしく思った。


車内のどこかに吹っ飛んでいった三角停止板を持ち出し、頭上側になった運転席側のドアをI君に持ち上げてもらい脱出。
ドアがこんなに重かったとは・・・


車外に出て土手をよじ登りコースに出た。
と同時に歓声?
そうだ、ギャラリーコーナーのまん前で落ちたのか・・・

よく脱出できた、との励ましの声か・・・


三角停止板を少し手前に置き、ちょうどウォータースプラッシュで撮影をしていたカメラマンさんに
「大丈夫?」と尋ねられた。
そしてリタイアしたクルーの必須の行為である「OKボード」の提示と、リタイア車あり減速せよのゼスチャーをウォータースプラッシュ付近で行った。


その後更にとんでもない事態になろうとは・・・