~SS1 OBIHIRO SSS~
金曜の晩、ついに開幕。
SS1本でひとまず終わりだけど、ここで何かあったらカナワンので、
オイラからの指示は「確実に、かつ大胆に。」
広場を行ったり来たりなので、さほど差はつかないだろうとたかをくくっていた。
そうこうしている間にスタート。
うーん、普段乗り慣れているランサーに比べて前に進んでくれない(ノДT)
そして奥がきつくなっている箇所で外に膨らんだ。
あ~ 微妙にタイムロスか・・
あっという間にゴール。タイムロスが悔やまれる。
結果はクラス上位陣に6秒離されクラス最下位(´□`。)
「まあミスはしょうがない。明日の1本目ですぐ挽回できるから!」
と慰めてその日は終了。
~SS2 NEW KUNNEYWA~
翌朝気を取り直して、SSに向けて走りだした。
もちろんしっかりと朝食も摂って、落ち着いた気分を保つようにする。
昨日の結果はまあ忘れることにしよう。
SS2のクンネイワはかなり特徴があるコースだ。
序盤は本州の道のように狭めで曲がっている。(と言っても本州の高速セクションレベル)
橋を渡ってドンツキ右に行ったところから、このコースの本質ともいえる
「橋ジャンプ」「長いストレート」「ハイスピードのコーナーリング」が連発する。
そして時折鋭角気味に曲がるジャンクションやハイスピードの後のキツメのコーナーがあったりする、
「ここで簡単に挽回できるから!」とドライバー君に言い聞かせる。
実は後ゼッケンが全日本常連のWさんだったので、28kmもあるSSなのでコース中で追い抜かされたらカナワンと思っていた。
WさんのコドラのMさんとは「この1本だけは普通に行きます。マズイ時は順番変えますね。」と紳士協定をあらかじめ結んでいた。
「程良いペースで走るものの、もし追いつかれたときは安全に追い越しできるとこまで待って下さい。」ともお願いしていた。
本心は「追いつかれませんように・・・」でしたが。
でもドライバーのI君は、高速セクションの踏みっぷりと度胸の良さは一昨年のWRCで十々承知している。
ここは稼ぎどころだとオイラも思っていた。
監督(メディアに関しても)のMさんに車載カメラの電源を依頼されていたので忘れずにON!
そうこうしている間にスタート地点にたどり着く。
稼いでくれよ、ドライバー君!
スタートしてペースノートのリーディングはそつなくこなす。
ドライバー君は無茶はしないし、クルマの怪しい挙動も無かったので順調であることを確信する。
そして「橋を渡ってドンツキ右」、ここから高速セクションの始まり~
ストレートの後の橋ジャンプ、いつ通っても着地までがスローモーションに感じる。
心の底で「無事に着地しますように!」と祈っているせいかもしれない。
そして長いストレート、次のコーナーまでの残りメーターをカウントダウンする。
本州では慣れない行為だったので、カウントダウン後のコーナーのジャッジが遅れた!
続く3コーナーが読み遅れ、有視界走行にさせたことで失速気味にさせてしまった・・・
僅かなミスかもしれないが、おそらく数秒以上のロスとなったかもしれない。
失速気味にさせると、非力なプロトンはスピードを回復させるのに時間がかかるので。
そこから自分に落ち着けと言い聞かせ、絶対に同じミスはしないと誓う。
途中のジャンクションも、長い長いストレートも、ジャンプする箇所も大きなミス無しでクリア。
悪くないのでは?と中間付近にふと思った。
今大会からトラッキングシステムが全車搭載され、前後のゼッケンとの間隔が近づいた時アラームが出る仕組みとなっていた。
そのためロングコーナーやカウントダウンの必要のない長さのストレートでは、トラッキングモニターをチェックしていた。
20km地点付近までは特に後ゼッケンの接近も確認できなかった。悪くないな?
そう思った矢先、前のゼッケンに近づいている表示が出た。
えっ、うちのジュニアチームの1号車じゃないか??
もう一回見たが、間違いでなかった。
ストレートの合間「前ゼッケン近いよ」とつぶやいた。
ドライバー君、ちょっと燃え出したかな?
ゴール間近は危険なほどハイスピードセクション。
しかし高速で曲がった先に橋があり、非常に危険なのはレッキの時に控えておいた。
キッチリ落とすよう指示し無事にクリア、でももう少し欲張れたかな?
そして無事にゴール。
ゴールして「ゴメン! あんなミスして。。もったいなかった!」とドライバー君にひたすら謝る。
結果は・・・悪くない。
今やメインチームのドライバーとして定着のM君とはキロ1秒以内だ。
ジュニアチーム1号車にはキロ1秒以上離しているし、確かに悪くない。
しかし途中のミスが悔やまれる。
でも始まったばかりだし、悪くないペースで行けそうなのでどんどん挽回すればいい、と思った。
そして次のステージ、陸別へと移動した。
まさかあんな展開になろうとは、その時点では予想すらしていなかった・・・






