47歳で若き官房長官となり、総理への階段を駆け上がる男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。「彼が誰かの操り人形だったら?」そう感じた女性記者が背景を探ると‥
代議士を操ろうとする人物は誰なのか?
政治に関する難しさや退屈さは感じられず、グイグイ物語の世界に引き込まれて面白い。
現実世界でも、この政治家にはブレーンが付いてるのか?と、新たな見方をしそう。
清家一郎を操ってるのは果たして誰か?
この人かな?と見立てる人物が次々と違って「エーッ?」となる。
解説にもあるけど、エピローグの清家の独白が圧巻。
清家一郎、コワッとなった。
清家の育った環境を思うと気の毒にも感じるが。
本のタイトルに、なるほどと思い。
人の怖さも感じた。
面白かったー