姉妹がたどり着いた町で出会った
しゃべる鳥のネネ
助け合い、支え合う人々の
40年を描く長編小説



読んだ方の感想で「本が厚い」という声をチラホラ見かけて「なにー?(@@)」となり。

本屋で実物をチェックしてみると
確かに😵‍💫

思ってたより分厚い滝汗

図書館で借りようと思ってたけれど
期限内に読み終える自信がなく…

購入して、じっくり読むことに。

40年という年月を描いたからだろうけど
長くて、途中で中だるみして退屈し
挫折しかけた。
読むのがなかなか進まなかった…


親には恵まれなかった姉妹だけど、たどり着いた先で良い人達と出会い、囲まれてニコニコ

そこが恵まれたのは、よかったなと思う(*^_^*)

周囲の人達からもらった恩を受けて、今度は姉妹が自分達に関わった人達に恩送りという善意の循環が回っているのがステキだなと思った照れ


自分がその手助けができるんだとわかった時に、私なんかの助けは誰もいらないだろうって思うのをやめたんですよ

「私なんて大した事できない」と思ってても、案外何かできる事があるかもと思えたニコニコ


誰もが誰かから恩を受け、その恩を自分のできる形で、また他の人に送っている。
その優しい連鎖を感じさせられ、心に沁みた照れ



〜心に残った言葉〜

家で誰かに頭を押さえつけられて自由に振る舞えないことと、金銭的な不自由はまったく別の話で

「誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なものですよ」

「自分はおそらく姉やあの人たちや、これまでに出会ったあらゆる人々の良心でできあがっている。

「自分が元から持っているものはたぶん何もなくて、そうやって出会った人が分けてくれたいい部分で自分はたぶん生きてるって。だから誰かの役に立ちたいって思うことは、はじめから何でも持ってる人が持っている自由からしたら制約に見えたりするのかもしれない。けれどもそのことは自分に道みたいなものを示してくれたし、幸せなことだと思います。