尊敬するステキな方と
久々にLINEで
やり取りさせてもらって
その方の◯◯節が
大好き
やり取りの中で
ふと思い出したのが
町田そのこさん著書の
「コンビニ兄弟2」の中の一節
コンビニ兄弟は
とある小さなコンビニで
繰り広げられる短編集で
その中の一編の主人公の
女子高生が
ある事をキッカケに
クラスで孤立して
浮いた存在になり
そんな主人公に
友達になりたいと言う
同級生がいるのだけど
「私のことなんて知らないでしょう。(中略) いつかきっと私に呆(あき)れてしまう」と言う主人公に対し
同級生がこのように言う
「呆れるって、知ってるつもりだったひとが使う言葉なんだって」
知ってるつもりなだけで本質を分かっていないひとが、思い込みでそのひとを見ていたひとが、その言葉を使うんだって。そんなひとだったなんて呆れちゃう、って。ほんとうにそのひとを見て、知っているひとは言わない。そんな言葉でそのひとの行動を終わらせないもんだって。
私も、その人について、ほんの一面見ただけで「こういう人」と思い、自分の想像した「その人像」で見て。
自分の思ってたのと違うと「こんなはずじゃなかった」と自分の期待通りにならないのに勝手に幻滅し、イヤになっちゃうのかもと考えさせられた。
「知ってるつもり」は何事にも当てはまるかもしれない、先入観なしでフラットに向き合うようにしたいと思った。
町田さんのコンビニ兄弟シリーズは
コミカルな面もあり
楽しくてホロッときて好きだな
今はシリーズ3弾まで出てて
第4弾も出そうな感じなので
出るのを心待ちにしている