「運転者 未来を変える過去からの使者」
保険営業をしている修一は、顧客の大量解約で窮地に。「‥なんで俺ばっかりこんな目に遭うんだよ」と独り言がこぼれたとき、乗客の「運」を「転」ずる不思議なタクシーと出会う。
インスタの読書家さん達の投稿でチラホラ見かけて気になってた本著。
小説仕立ての実用書で、読みやすく頭にも入りやすい。
運はポイントカードのようなもので貯めて使うという発想が面白い
端から見て運が良いなと見える人は、それまで貯まった運を使ってる。
なんか自分はツイてないと思えても、実はその分運を貯めている。
貯めた運は、自分が亡くなった後も、子供や孫、子孫に受け継がれ、彼らが使う事もできるという発想に驚き
読んでいて前向きになれて、元気が出る本だなと感じた
頑張っても、すぐに成果が出ないと、くじけそうになるけど、運を貯めていると思うと、腐らずにいられそう。
「報われない努力なんてない」と思わせてくれ、頑張ろうと思えてくる
運は〈いい〉か〈悪い〉で
表現するものじゃないんですよ。
〈使う〉〈貯める〉で
表現するものなんです。
先に〈貯める〉があって、
ある程度貯まったら
〈使う〉ができる。
運は後払いです。何もしてないのに
いいことが起こったりしないんです。
周囲から〈運がいい〉
と思われている人は、
貯まったから使っただけです。
自分の人生にとって
何がプラスで何がマイナスかなんて、
それが起こっているときには
誰にもわかりませんよ。
どんなことが起こっても、
起こったことを、
自分の人生において
必要だった大切な経験にしていくこと、
それが〈生きる〉ってことです。
長い目で見たら、
報われない努力なんてありません。
あまりにも短い期間の努力で
結果が出ることを
期待しすぎているだけです。