最近ほとんど日本のドラマを見ることはないですが、人に勧められて見たのが『山猫』。

主演の亀梨は『野ブタ~』ドンピシャ世代なこともあって好きだし、広瀬すずも『海街~』で好感を持っていたのでキャスト陣はバッチリ。

内容について。

ジャンルは『オーシャンズ』、『ミッションインポッシブル』シリーズと同じになると思う(亀梨がミッションインポッシブルのテーマを歌っちゃうから自覚あり)けど山猫って自警主義*(ビジランティズム)だよね?

山猫の口癖「お前の核って何だ?」。山猫の核は「みんなが笑顔で暮らす世界をつくること」。そこで出てくるのが国民代表のマオちゃん。彼女のために世界を変えよう。本来は国に頼るところだけど、国と権力がダメだからオレ行きます、って。

*(vigilantism?、ヴィジランティズム)自らや自らの集団を守るために自分独自の正義を行使すべきという自警を重視する考え。警察に頼らずに自らの手で法を執行しようとする考え方。http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%AB%B7%D9%BC%E7%B5%C1

山猫はスッと消える。今までいたのに振り返ったらカーテンひらり。

それと劇中の音楽。どっかで聴いたことあるような音楽。ドドドン、ドンドン、ドンドン、ドンドン!ドドドン、ドンドン…

ビジランティズム→カーテンひらり→ドドドンドンドン………ってバットマン‼️(ノーラン版)

でも山猫のキャラとカップラーメンで重厚さを緩和してるね。しみったれるのは僕も嫌いだけど、あんまり不真面目過ぎると思うところも。バランスとるの難しいんだろう。

ってこんな風に言うとパクりを告発してるみたいだけど、~みたい。っていうのは全然良いし、むしろ好き。作品に核がちゃんとあればね。

【ココからネタバレ有り】






「生ぬるくなった現代の日本」をお前らどうする?っていうのが作者の問いかけだと思う。

山猫は今の日本への怒りが凄くある。

そして結城天明がまさかの保守派=今の日本そのもの。

最終回はこの両者の対決になった訳だけど、まさかここに来て『チャッピー』×『20世紀少年』になるとは思わなかった。『チャッピー』は『トランセンデンス』とかでもいいけど、今流行りのSFをからめた仕掛けだったね。

そう、AI=人工知能‼️

そしてこれが一番引っかかってしまうとこ!

細かい所はいい。簡単に屋敷に入りすぎとか警察騙せすぎとかはね。

カメレオンに山猫が言う。「俺とお前の違い…俺は人を殺さない」

→山猫、数十分後に関本を刺殺。

これもいい。というのは結城の片腕関本のおじさんは現体制の象徴的存在だから。

山猫が殺したのは「今のままでいい」という生ぬるい精神って言えるよね。

だから殺してもいい、というより殺すべきだった。

山猫はマオの笑顔を取り戻せた。そのマオから「ありがとう」って言ってもらえた。山猫は間違ってなかったし無駄ではなかったんだ。山猫の核は守られた。

そしてまた、山猫は消える。

泣けるシーンだったな。。。

で、1年後

って、おい!AI結城はどうした!

確かにテーマ的な決着はついたけど、AIの結末って描かれてなくない?

いいのかな?どうなったのかな?それだけ教えて欲しい。

スペシャルドラマか映画化のネタにとってるだけかな?

と色々書いたけど、何より影響力があったのはカップラーメン。毎回食べたくなるし食べちゃう。

結局このドラマの核はカップラーメンということで終えたいと思います。

バイバイセコッ!!