りょうの一期一会 -20ページ目

りょうの一期一会

ifs(イフス)連載中


story 163 灯台下暗し






その頃





楓は・・・





「・・・」




「・・・」






綾乃「どうしたの!?」

「急に黙ちゃって。」






「俺、誰が好きなのか解った。」

「やっぱり自分の気持ちに嘘をついてた。」






「俺も正直に生きるよ。」





「う、うん。」





綾乃(やっぱり木村くんの好きな人は私じゃないんだ・・・)

(何か寂しいな。)





(思い切って告白してみようかな・・・)




「私ね。」




「木村くんの事が好き。」






楓(な、何!?)








その頃




結人と薫は・・・









「楽しい話でもしてよ。」




結人「遠慮しとくよ。」




「な、何!!」




「ウチとは楽しい会話できへんって言うの!!」




「あー歩ちゃん!!」

「今頃、変なヤツに襲われてないかな~」





「この浮気者!!」




「う、浮気者って・・・」




「お前に関係ねーだろ。」

「毎回、同じ事言わせるな!!」





「何でウチじゃダメなん!!」




「俺はギャーギャーうるさい女は嫌いなの!!」




「じゃー大人しくするよ!!」


「結人の好きな女になるよ!!」





「いっぱい、いっぱい努力するから・・・」




「結人の好きな女になるから・・・」






「か、薫・・・」








結人(大切な人って案外身近にいるかもな。)

(灯台下暗し!?)



(にゃは。)








拓也は・・・









拓也(絶対に告白しようとしてるよな。)

(勢いで言うのだけは止めてくれよ・・・)








玲奈「私とね・・・」








拓也「ちょっと待った!!」




「お前、今告白しようとしてるだろ!!」




「ダメ!!」

「俺、聞かねーぞ!!」





「えっ!?」





「俺も玲奈も少し酔ってるだろ!?」

「勢いで告白されても嬉しくねー!!」




「大体、好きな女に告られる訳にもいかない。」

「俺にまた恥をかかせる気か!?」

「俺が言う!!」




「でも、今日は言わない。」

「俺等酔ってるだろ。」

「今度、俺から言うから。」

「それまで待っててくれ。」







「なっ!!」









そう言って、拓也は玲奈を抱きしめる。









拓也「でも、これぐらいはいいよな・・・」




「本当はもっと早くこうしたかった・・・」




「早く触れたかった・・・」











「玲奈、いい香りがするな・・・」









玲奈「拓也くん・・・」














玲奈も拓也を抱きしめる。