りょうの一期一会 -17ページ目

りょうの一期一会

ifs(イフス)連載中


story 166 神様の悪戯






週も変わり





学校にて・・・





一護(結局、僕が見た未来は吉岡君と小野さんだったのか・・・)











健太郎「ねー桜井君。」




一護「んっ!?」




「週末にパーティーやってたんだって!?」




「う、うん。」




「楽しかったよ。」





「楽しかったよじゃないよ!!」

「何で僕も誘ってくれないの!!」






「あっ!!」




「どうしたの!?」




「忘れてた。」







「えっ!?」




「そ、そうなんだ・・・」

「どうせ僕なんか脇役ですよ・・・」



「わ、脇役の脇役ぐらいですよ・・・」



「いいね。」

「桜井君は楽しそうで。」

「僕にも早く春が来ないかな・・・」






「す、直ぐに来るよ。」

「もう直ぐ冬だし。」

「冬の次は春でしょ。」






「そ、そう言う意味じゃなくて・・・」










ピカッ!!


光が差し、一瞬目の前が明るくなる。









一護(んっ!?)




(ま、またあの少年・・・)




(何なんだろう・・・)









昼休み




食堂にて・・・









拓也「ふ~ん。」

「あの生徒会長さんが告白ね~。」


「で、付き合えるかどうか解らない葵ちゃんを取った訳だ。」





「付き合えるよ!!」

「何言ってんだ。」

「付き合えるに決まってんじゃん!!」






「大した自信ですな~。」




「振られた時は俺が慰めてやるから。」

「玲奈と一緒にな。」




「何!?」

「お前等付き合ったのか!?」




「いや、まだ。」

「俺も告られそうになった。」

「でも、酔った席ってのがどうかと思ったんで、保留にしておいた。」

「その内、俺から言うよ。」




「いーねー。」

「相思相愛の人は。」

「余裕があって。」




「まっ!これも運命ってヤツかな。」

「俺と玲奈が付き合うのは初めから決まってた事なんだよ。」

「ちょっと神様が悪戯しただけだ。」




「あっそ。」

「で、いつ告白するんだ!?」




「まーその内だよ。」

「その内。」

「そんなに焦らなくてもいいだろう。」

「もう少し、玲奈の事を外から見ていたいからな。」






「な、なんかその余裕がムカつく・・・」

「そんな事言ってたら誰かに取られるぞ!!」






「ば~か。」

「俺がそんなヘマする訳ねーだろ。」






その時・・・








結人「バカとは何だよ!!」



「女の尻ばっか追っかけてんじゃ無いの!!」

「この尻軽男!!」




「お前だってあの人カッコイイー!!」

「とか目をギラギラさせてたじゃねーか!!」

「このミーハー女!!」






「ぬぅわに!!」

「もう怒った!!」

「もう別れる!!」

「やっぱりアンタなんかと付き合うんじゃなかった!!」





「けっ!!」

「こっちから願い下げだ!!」

「何が結人の好きな女になるだ!!」

「俺はギャーギャーうるさい女は嫌いなの!!」






「ムキー!!」







そう言って薫は結人を蹴り上げる。








「痛っ!!」



「もう結人なんか知らない!!」









「な、何やってんだあいつ等・・・」




拓也「ぎゃははは!!」




「あいつ等お似合いだな。」




「あはっ。」

「そうだな。」

「なんだかあいつ等が羨ましいよ。」





「あー楽しそうだな。」

「あはっ。」









楓達の所に結人がやって来る。








結人「何、二人してニヤニヤ笑ってんだよ!!」




拓也「結人見てるのってホント飽きないなぁ~と思って。」




「ぎゃははは!!」




「ったくよ~。」

「薫にしてもお前等にしても・・・」

「俺の周りにはロクなヤツがいねーな。」






「お前が言うな!!」




「ぎゃははは!!」



















そして、時は少し流れる・・・