りょうの一期一会 -13ページ目

りょうの一期一会

ifs(イフス)連載中


story 170 紹介するよ








数日後・・・






葵と誠二







誠二「葵ちゃんとデートするのって久しぶりだね。」

「もっと一緒に居たいのになぁ。」





「うん。」

「でも、しょうがないよ。」

「今は大事な大会があるんだし。」

「何てったって今やチームの要だからね。」

「ホント凄いね。」






「俺、最近凄く調子がいいんだ。」

「何でも自分の思い通りになるって言うか。」

「ゲームを支配出来るんだよ。」

「今、一番サッカーやってて楽しい。」





「うん。」

「私の事は気にせずに今は大会の事だけ考えてね。」

「また応援に行くし。」

「良いところ見せてよね。」





「絶対に決勝まで行くよ。」




「そして、必ず優勝する!!」





「決勝戦は絶対に見に来てね。」




「うん。絶対に行くよ。」




「決勝戦はいつだっけ!?」





「これがクリスマスなんだよね。」

「なんで決勝戦をわざわざクリスマスにやるのかね~。」

「ただの嫌がらせなんじゃない!?」

「絶対、主催者には彼女いないな。」

「あはっ。」







葵(く、クリスマス!?)





(楓「俺、待ってるから。」)

(楓「クリスマスの日にな。」)





(楓「いつまでも待ってるから!!」)





誠二「どうかした!?」




「う、ううん。」

「なんでも無いよ。」






「行けるといいね。」

「決勝戦。」





誠二「うん。頑張るよ。」

「今の俺になら出来る気がするんだ。」

「葵ちゃんもいるし。」










その頃




D.Aでは・・・









拓也「兄貴、紹介するよ。」

「俺の彼女。」





玲奈「初めまして。」





英二「よろしく。」

「玲奈ちゃんだっけ!?」





「はい。」




「話は拓也から聞いてるよ。」

「不甲斐ない弟だけど、よろしくしてやってくれな。」





「はい。」








少し、時は流れ・・・








英二「ここだけの話さー。」

「アイツが俺に彼女を紹介するの初めてだよ。」





玲奈「そうなんですか!?」




「色々と女はいたみたいだけど、今までは一度も無かったよ。」




「ふ~ん。」

「色々と女ですか・・・」





「まーアイツは女を見下したところがあるからな。」

「玲奈ちゃんも気をつけなよ。」

「何かあったら俺に言うんだぞ。」








拓也「何、弟の彼女口説いてんだよ!!」




「と、トイレ早いな・・・」




「べ、べ、別に、く、く、く、口説いてなんかねーよ!!」

「お前の良いところを話してたんだよ!!」




「なっ!!玲奈ちゃん。」



「うん。」

「昔から女には不自由しなかったってね。」




「兄貴、変な事言うなよ!!」

「今回はマジなんだよ!!」

「じゃなかったら兄貴に紹介なんかしねーよ!!」





「じょ、冗談だよ。冗談。」




「ったくよー。」









そして、帰りの道中・・・









玲奈「良いお兄さんだね。」




拓也「そうか!?」




「うん。」

「凄く優しそうだモン。」




「あっ!!」

「そうそう!!」





「お兄さんに言われちゃったよ。」

「アイツは女を見下したとこがあるから気をつけなって。」





「そ、そんな事言ってたの・・・」




「見下すか・・・」

「どこかで聞いた言葉だな。」

「あはっ。」





「でも、正直今まではあったかも。」

「玲奈と出会うまでは・・・」


「俺も変わったかもな。」






「変わったのは俺の方かも・・・」















「ホント、玲奈と出会えて良かったよ。」