story 132 最後のアドバイス
隼人(な、なんだと!!)
(ふざけんな!!)
(『○』だろうが!!)
(教えないじゃねーぞ!!)
北野「あー俺の仕事も終わった!!」
「早く皆さん退散して下さいね。」
「これにて沙織姫争奪戦はお開きとさせて頂きまーす。」
「沙織姫に会おうなどと1億年早い!!」
「では、また会う日まで~!!」
「さようなら~!!」
楓(な、なんだ!?)
(なんなのこの展開は・・・)
(終わり!?)
(まーどっちでいいけどね。)
(イベントも終わった事だし、川村に会いにいこうかな。)
(ってか、マジくだらないイベントだったよな。)
(参加するんじゃ無かった。)
北野「と、言いたいところなのですが。」
「これじゃー今は今はと待機しているテレビ局の皆さんに申し訳ないので、続きやりまーす。」
「あー!!マジ面倒くせー!!」
「この問題には沙織姫がどうしても答えたく無いと言う事でした。」
「従って、この問題は無かった事にします。」
「よって、ここに居る皆さんとそのパートナーの人達は第2ステージクリアでーす。」
「次のステージからは個人戦になりまーす。」
「今までパートナーだった人達ともこれからは敵です。」
結人と潤一は・・・
潤一「ようやく君と別れられる。」
「どうして吉岡と一緒にやろうと思ったのか・・・自分が恥ずかしくなって来た。」
結人「いやー良くやってくれたよ。」
「ごくろーさん。」
「はい。お前の仕事はここまで。」
「まーサブキャラの割には良く頑張った方じゃない!?」
「さ、サブキャラってどういう意味だよ!!」
「えっ!?」
「解らないの!?」
「主役にはなれない!!って事だよ。」
「お、お前にだけは絶対に負けない・・・」
楓と拓也は・・・
拓也「あ、アイツだけは・・・」
「どうしてやろうか!!」
「本当ムカつく!!」
楓「これからは個人戦だってよ。」
「俺は降りるわ。」
「俺の分まで頑張ってくれよ。」
「おう!!」
「悪かったな、今まで付き合わせて。」
「あとは俺に任せとけ。」
「沙織さんは俺が貰う!!」
「アイツの引きつった顔が目に浮かぶ!!」
「ぎゃははは!!」
京介と崇は・・・
京介「どうして『×』に行ったんだい!?」
崇「・・・」
「答えたくないのか!?」
「・・・」
「そろそろ、決着をつけようか。」
「君ともこれからは敵だ。」
「・・・」
隼人は・・・
隼人(アイツ等、命拾いしたな。)
(まー居ようが、居まいが俺の優勝には変わりないからな。)
(もう少し、夢を見させてやるか。)
一護と健太郎は・・・
一護「また、残っちゃったね僕達・・・」
健太郎「うん。桜井君のおかげだよ。」
「これからも一緒に頑張ろうね。」
がーん!!
一護(は、話聞いてた!?)
一護「い、いや・・・」
「これからは個人戦だよ。」
健太郎「そ、それは困るな・・・」
「そんな事言わずに一緒に頑張ろうよ!!」
「い、いや・・・だから・・・」
直樹と敦は・・・
直樹「そう言う意味だったのか・・・」
「どっちに行ってもクリアって訳ね。」
敦「でもよー直樹の感ってトコトン当たるな。」
「これから敵になると思うと恐いよ。」
「当たり前だろ。」
「沙織さんは俺が頂くんだよ。」
「まー最後に一つだけ忠告しておいてやる。」
「これまで残った奴のおさらいだ。」
「だいたい予想通りだけどな。」
「まずは、ゼッケン121番の確率90%のヤツ。」
「で、77番の六車さんが80%で、78番の三上さんが60%。」
「何故だか、15番の桜井が70%で、相方は0%。」
「憎き52番の椎名が75%で、相方の51番木村が50%。」
「ファンクラブ代表のヤツが3番の10%。」
「その相方の目立ちたがり屋の男が4番の1%。」
「で、お前が35番の5%で、俺が36番の50%。」
「と、こんなもんかな。」
「俺がお前に言える最後のアドバイスだ。」
「まーこれからは敵になるが、これぐらいは教えといてやるよ。」
第2ステージ終了。
残り32名。