2018年10月、私の最初の猫もーもーちゃんが死んでしまって、

そこから始めた寺猫活動。

 

気付けば6年経って、7年目になりました。

 

7年目もまだ試行錯誤。

何が正解かなんて分からず、それでもやるしかない。

 

今、おそらくみんな遺棄された母猫が3匹いる。

そのパターンはそれぞれなので、どうするかもまたそれぞれ。

 

本当はさ、全部保護して里親を見つけるっていうのがいい事なんだけどね。

 

事例1。

母と少し大きめの4匹で遺棄された家族。

 

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すぐに保護して病院へ。

全員ワクチンを打ち、母猫は避妊手術。

傷が治ったタイミングで全員リリース。

お寺に定着させるため、

そして子猫も小さいので朝と午後の2回給餌に行く。

 

今のところみんな元気にお寺にいてくれていて、

他の猫達との関係も良好。

 

そして事例2。

お腹の大きなお母さん猫。

 

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かなりの美人ママ。

そして健康状態も良い。

エコーで見るまでもなく妊娠してたけど、

私が気になったので病院へ。

 

おそらく4匹、あと2週間くらいで出産だろうと。

 

ラオスでは堕胎手術をしてくれるところはない。

一応みんなに確認したけどだめだった。

 

生まれても外猫なんて悲惨なだけなんだから、、、って思うけど。

 

この子はどういういきさつでお寺に来たのか分からない。

遺棄か、自分で来たか。

 

お寺ではけっこうくつろげている。

 

家には連れて帰らない。

おそらくお寺で出産するだろう。

この子のエリアは建物があるので、おそらくそこでかな。

 

そして事例3。

 

3,4日前から姿を見るようになった子。

まだ子猫の大きさなんだけど、お乳が出てたの。

でも赤ちゃんは今日まで見つけられず。

 

やっとみつけた赤ちゃん。

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とにかく小さい。

子坊主が言うには1匹は死んでしまったみたい。

 

この、まだ子猫なのにお母さんになった子は、

他の猫達にも、そして環境にも怯えていて、

多分出産前か直後に遺棄されたんだと思う。

そんな中での子育ては大変。

 

なので全員とりあえず連れて帰った。

 

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お母さん、人には慣れてるの。

安心してくれたかな。

 

でもいつもみたいに赤ちゃんだけが捨てられるパターンじゃなくてよかった。

お母さんはこれで出産を繰り返す事はない。

そして何より赤ちゃんと一緒に過ごせる。

 

でもそれよりなにより私が授乳をしなくてもよい!!

 

そしてこの先はノープランだけどね。

頭で考え始めると何もできなくなっちゃうからさ。

 

とにかくやり続けるしかない。

 

 

書けていなかったけど、

9月はソルトに続いてプー子も日本へ飛びました。

 

なんですぐに書いていなかったかと言えば、

もう思いだしたら心臓痛い!!って事があったのです。

 

日本に行くためには、ラオス側で提出する輸出許可書類と、

日本入国で必要な書類があるのね。

 

私さ、輸出許可書類一式を持って行くの忘れてたの!

 

あ、、、やばい。

まだ精神的にやばい。

乗り越えてない・・・

心臓潰れる。

 

それをチェックインぎりぎりになって気付いてさ、

23時50分の便で、その時が23時くらい。

 

家に取りに帰って戻るのに30分はかかる。

 

聞いてみたんだけど、絶対にダメ、って。

 

この為にずっと前から準備してきて、

書類にかかるお金もそうだし、

友達はプー子を取りにわざわざラオスに来てくれている。

 

もう頭真っ白よ。

 

パニックになりながらもブンシューに電話したら運よく出て、

電話を切ろうとするブンシューになんとか1階に降りてもらって書類を発見。

 

そこからすぐに持ってきてくれるやつではない。

 

なんせ事の重大さを全く理解していない。

 

お金払うから!って言ったらなんとかその気になってくれて、

もう10分で来てくれないと困るって言ってるのに、

私は信用できないから先に振り込めって。

 

1000B振り込んでようやく動き出したブンシュー。

 

もう7分くらい時間のロス。

 

カウンターの人達もパソコンを閉めてどんどん帰り支度をしていて、

でもブンシューが来なくて、

ただ幸運だったのは、

預け荷物の中にいけないものを入れた人がけっこういたの。

 

その人達がどんどん呼びだされて、

最後の人の処理が終わったところでブンシュー到着。

 

本当の本当にぎりぎりで滑り込みセーフだったの。

 

なので感傷的なお別れもなく、

撮った写真はプー子を持って走る友達。

 

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最後ほっとして腰ぬけるかと思った。

 

帰り際にカウンターで本当にごめんなさい、とまた謝りに行ったけども、

全然みんな許してくれてなかったね・・・

 

本当にごめんなさい。

次回から気をつけます。

ひとりだけみんなを和ませようとしてくれた人がいて、救われました。

 

プー子は肝が据わった子で、

乗り継ぎの仁川ではチュールを食べ、

成田到着後用意したトイレで用を足し、

なんと翌日の譲渡会に出席して愛想をふりまき、

すぐに家が決まってずっとのおうちに行きましたとさ。

 

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伝説のプー子だな。

お幸せに。

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あの時あと3分遅かったらまだここにいたんだよね。

 

もし間にあってなかったら、悪いのは私だって分かってはいるけど、

ブンシューの事許さなかっただろうな。

 

私がさ、もう1万Bでもなんでも振り込むから急いで!って言ったらさ、

あいつ、1000Bでいいって言ったんだよね。

 

こうやって完全に悪者にならないようにたちふるまうのは昔からなんだよね。

 

お金盗む時もそうだった。

財布の全額を抜くんじゃなくて、一部なの。

暗証番号を盗み見たキャッシュカードで、

残高全額はおろさないの。

 

全部やったら切られるかもしれないとは思うんだろうね。

 

細く長く吸い取るタイプ。

おそらく新しく来た4匹が感染源。

遺棄されてすぐ連れて帰れずに、少しの間お寺にいた。

 

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うちではケージはわけているけど、部屋まではわけられず、

世話をするのも私だけ。

 

明らかに具合が悪い子猫はまず病院に行くけど、

そうでなければうちに連れて帰る。

 

でもここで問題なのが、パルボの潜伏期間は14日間あると言う事。

感染していても発症前だと陰性となってしまう。

 

この4匹から、別の3匹組、1匹、1匹、の合計5匹に感染。

実際に陽性反応が出たのは9匹中4匹。

 

今現在で4匹が死んで1匹がかなり危険な状態。

4匹が陰性になって症状も治まってうちに帰ってきた。

 

 

死ななくてもいいはずの子達。

 

まず、最初の4匹をすぐに保護できていれば、

この子達も感染しなかったであろう。

 

そして14日間の隔離期間をすごす場所さえあれば、

この4匹から感染が広がる事もなかったであろう。

 

 

でも遺棄が続くこの状況で、毎回14日間病院に預けるお金なんてない。

 

キャパを超えないために無視する事も大事なのは当たり前なんだけど、

私の場合は寺猫のお世話をしているので、

寺に遺棄された子を残すわけにはいかない。

 

そこから他の寺猫に感染したら、

寺猫達の治療費で詰む。

 

ワクチンをまだ1回しか打っていない子もいるし、

猫風邪なんかだとワクチンは役に立たない。

 

なので寺猫活動を始めた6年前からずっとこの問題は続いている。

 

今回、日本の友達から助言をうけたのは、

遺棄されたら元気そうでもなんでもすべての子に、

パルボの時に使う抗ウイルス剤のタミフルを投与する、という事。

 

タミフルは、パルボ感染から48時間以内だと効果があるらしい。

発症しないと感染も疑えないけど、

発症したらもう遅いかもしれない。

 

なので、まだ何も分からないけど、とにかく投与する。

 

とりあえずやるしかない。

 

元気だった時を見た子が弱って死んでいくのがつらい。

しかもそれが自分のせいで死んでいるのだから。

 

別に否定してなぐさめて欲しいわけじゃないからそういうのはいらないけど、

死ななくてもよかった命だったのは確かだから。