ロンちゃんが日曜日の早朝に死んでしまった。


食べなくなって6日だったので苦しみは長くなかったと思う。


預かりさんからもうダメだと思うって連絡が来たのが食べなくなって2日。

様子を見に行ってきたの。


まだ歩いていて、抱っこをしたら肩にしがみついてきて、

いつものロンちゃんだった。


だからもう少し長引くかなと思ったけど、

早めにいけてよかったと思う。


ロンちゃんとはタイのコンケンまで2度も抜歯のために行ったり、

最初の預かりさんの家から脱走して、

夜中の3時に戻ってくるまで探し続けたり、

通院ももちろん頻繁だったし本当に思い出がたくさんある。


たった4歳。


一度はSDMAでも腎臓は正常値に戻っていたのに、

再び悪くなってからがあっという間だった。


でもロンちゃんは預かりさん家族にとても愛されていて、

人が大好きなロンちゃんは幸せに暮らしていたの。


24時間いつでも誰かがいる環境で、

広い家で、子供達もいて、猫の友達まで出来て、

全てを手に入れたんだよね。


今も思い出したら泣いてしまうくらい

ロンちゃんの事が大好きだったんだけど、

ロンちゃんが幸せに暮らして死んでいった事が私を慰めてくれている。


預かりさんには感謝しかない。




去年から治療を続けていたさばみちゃんが亡くなり、

ロンちゃんが亡くなり、

そしてカオカオさんの順番も来てしまったかもしれない。


最近痩せてきていて、今日血液検査をしたら、

今まで6くらいだったクレアチニンが9、2まで上がっていた。


腎臓以外は血球検査も全て正常なので、

食べなくなったのは腎臓病の進行によるもの。


出会ってから16ヶ月。


猫に対しても人に対しても性格のいいカオ。










療法食はまだ食べているので今すぐどうこうって事じゃないんだけど、

もうカウントダウンが始まってしまった感じ。


カオはある日お寺に現れた時はもうガリガリで急遽病院に連れて行ったの。

だから出会ってから今まで16ヶ月の全てが闘病だった。


それでもよく食べてよく甘えて、

元気ではないけど元気に暮らしてきた。


ここからは終活の始まり。


当たり前の事だけど、

どんどんみんな死んでしまう。


天国にもーもーちゃんもずいぶん友達が増えたな。