YouTubeが「動画クリエイターを嫌がらせや個人攻撃から守るため、動画の「低評価」数を非公開にすると発表した」というネットニュースを見ました。
その結果「嫌がらせや低評価攻撃が減少した」と説明しているようですが、低評価を押す人は、例え数が表示されなくても押すわけだし、動画投稿者は管理画面でその数を確認できるわけだし(笑)どうなんでしょうね?
以前から「低評価ボタンを無くして欲しい」という声が多いのは知っていたし、自分も全く同感で、YouTube を始めた時から押された回数が表示されないように設定しているので「何をいまさら?」って感じなんですけどね・・・
YouTubeは「視聴者とクリエイター間の敬意ある交流の促進のため、低評価ボタンを非公開にする実験を実施した結果」と説明しているようですが「敬意ある交流」という表現に違和感を感じてしまいました(笑)
そもそも「低評価」ってのが変だと思います。好意的に受け取れば「そんなに良くないけど、それなりに評価できる」とも受け取れるわけですが、なんせ、そのアイコンは親指を下に向けた「thumbs-down」ですからねぇ。
「thumbs-down」は、反対する、拒否する、不満足、けなす、侮辱するなどの意味なんだそうですね。
ちなみに海外、英語圏のYouTubeは「Like」と「Dislike」になっているようで、単純に「好きか、嫌いか?」という、動画を見た人の主観である。個人の好みである。こちらの方が全然マシな気がするなあ・・・
それに対して日本の「高評価・低評価」ってのは、好きか?嫌いか?という個人の主観に対して、何かしらの指標、基準に基づいた客観的評価、つまり、サラリーマンの勤務評定みたいな印象を受けますな。
そのくせ、アイコンは人を侮辱するような「thumbs-down」で、採用した側のセンスを疑います。
多くのYouTuberは、アメブロのように「いいね!」ボタンだけにして欲しいって思ってるんじゃないでしょうか。何が悪いかといえば「人を侮辱するような、親指を下に向けたアイコン」なのではないでしょうか・・・
逆に、収益化している方で「再生回数さえ増えれば、いくら低評価が付こうが全く気にしない」って人もいるんでしょうね。そういう方、メンタル強い!
ちなみに自分は、人様の「なんじゃこりゃ?」って動画に「低評価」を押した事は1度も無いです。即座に再生止めるだけで、わざわざ低評価を押す価値も無い、と思ってしまうのであります(笑)