↑VOX の Wah Wah ペダル「V845」をAmazonで購入しました。商品は御覧の通り、ほぼ真っ黒。

 

足を乗せる面にはゴムが貼られていますが、それ以外の表面はザラッとした手触りです。

 

VOX の Wah Wah ペダルには、他に「Hand-wired Wah Wah Pedal V846-HW」と「Orijinal Wah Wah Pedal V847」の2種類あるようですが、自分が購入した「V845」は最も安い商品だったと思います。

 

 

 

↑反対から見ると、こんな感じ。

 

 

 

↑ちなみに、こんな箱に入ってました。

 

 

 

↑箱の側面。

 

 

 

↑白黒でペラ両面の他言語の取説兼保証書が入っていましたが、保証書の販売店名に店の印鑑は押してありませんでした。ま、いっか。他に付属品類はありません。

 

 

 

↑取説全文を以下に転記しました。

 

このたびは、VOX ワウ・ペダルをお買い上げいただきまして、まことにありがとうございます。

 

本製品を末永くご愛用いただくためにも、取扱説明書をよくお読みになって、正しい方法でご使用ください。

 

VOX は、1967年に世界初となる VOX wah-wahペダル を発売しました。以降、現在に至るまで、世界中の伝説的なギタリストに愛用され続けています。

 

V846-HWは、世界の Wah wah Pedal を超える最もピュアで音楽的な音を追求し、以下のような高品質なパーツのみを採用しています。

  • 厳選されたカーボン・コンポジット抵抗とコンデンサー
  • 特別にボイシングされたインダクター
  • 自然な音の変化を再現するための特注ボリューム

これらのパーツはハンド・ワイヤードによりタレット・ボード上に整然と配置されています。

 

また、V846-HWはトゥルー・バイパス回路を採用し、音質劣化を最小限に留めています。

 

電源の入れ方

  1. Wah wah ペダルの底にある4つのゴム足のネジをはずし、カバーをはずします。
  2. 極性に注意して、9V型乾電池(6LF22/6LR61/6F22)を入れます。
  3. 本機の底にカバーをつけ、ゴム足で固定します。

 

注意!!

長い間使用しないときは、電池を本体から抜いてください。入れたままにしておくと、電池が液漏れするなどして、故障の原因となります。

 

V847またはV845では、電池以外に別売りのコルグKA181、ACアダプター(DC9V)を使用することができます。

 

ACアダプターを使用するときは、DC9V端子に接続します。

 

接続と操作

(1)シールド・ケーブルで、本機の右側にあるINSTRUMENT端子(インプット端子)とギターとを接続します。

 

注意!!電池使用時に、INSTRUMENT端子にケーブルが接続されていると、電池が消耗します。

 

使用しない時は、INSTRUMENT端子からケーブルを抜いてください。

 

(2)本機の左側にあるAMPLIFIER端子(アウトプット端子)と、アンプまたはエフェクター・ペダルとを接続します。

 

ヒント:本機は、ディストーション・ペダルの前に接続するか、後に接続するかによって、音色が大きく異なります。いろいろな接続方法を試してみてください。

 

(3)本機のエフェクトをオンにするときは、ペダルの上部(つま先にあたる部分)を、クリック音がするまで強く踏んでください。フレーズに合わせて、ペダルを操作してください。

 

ヒント:本機は「Sweepable bandpass filter」です。ペダルの下部を踏むと低周波が、上部を踏むと高周波が強調されます。

 

(4)エフェクトをオフにするときは、もう一度ペダル上部をクリック音がするまで強く踏んでください。

 

 

 

↑エフェクトのオン/オフ切り替えスイッチ部分。ホコリが溜まっていますが、購入して暫く経ってから撮影したためです。

 

 

 

↑本体左側、AMPLIFIER端子(アウトプット端子)とACアダプター使用時用のDC9V端子。

 

※商品が青みがかって見えますが自然光撮影によるためで、本体は色味の無い黒色です。

 

 

 

↑本体右側、INSTRUMENT端子(インプット端子)

 

 

 

↑裏面です。乾電池の交換時にドライバーは不要で、ゴムの部分を回せば簡単に蓋は外せます。

 

 

 

↑久々に裏蓋を外し、電池交換しました。

 

 

 

↑久々にペダルを踏んでみると「キュッ、キュッ」と小さな音が出るようになっていたので、歯車にグリスを塗布。音は全く出なくなりました。

 

 

 

↑基盤と乾電池収納部。

 

 

 

↑使用した印象ですが、写真はペダルの踵(かかと)部分を目一杯踏み、つま先部分が目一杯持ち上がった状態です。

 

ペダルの可動範囲は赤い矢印の短い範囲になり、初めて踏んでみた時は「これしか動かないのか!?」と驚きました。

 

 

 

↑こちらは、自分が使っている BOSS のボリュームペダル「FV-50H」ですが…

 

 

 

↑可動範囲はこれだけあり、使い慣れたこのペダルと比較してしまったのです。
 
また、踏み心地も違いますね。ボリューム・ペダル「FV-50H」は、踏む時に足に少し抵抗を感じますが「V845」は、無抵抗です。スカスカです。
 
「こんなもんなのか?」というのが、正直な自分の感想です。しかし、ギターを繋いで使ってみると心配は杞憂に終わりました。「なるほど、こういうことか!」と納得しました。
 

 

 

↑実際に、この「V845」を使って弾いた動画です。曲の最初から最後まで、ペダル動かしっぱなしですが、踏むのに抵抗を感じるペダルだったら疲れて仕方ないでしょう。

 

 

 

↑Wahペダルを使った曲と言えば、自分が最初に思い浮かべるのは「Voodoo Chile」より White Room ですかね。

 

「フレーズに合わせてペダルを踏む」ということが、不器用な自分に果たして出来るだろうか?と購入前は不安でしたが、要は、何も考えず適当に動かせば雰囲気がつかめるので、心配御無用だと思います。

 

ただ、自分は未だ「チャカポコ、チャカポコ、チャカポコ」とカッティングしながら使ったことないんです(笑)

 

ともかく、この「VOX」のシリーズは定番商品だし、安心して購入できるかと思います。

 

ハンド・ワイヤードの「V846-HW」と「V847」はどんな感じか?も気になりましたが、自分は使用頻度高く無いので、一番安い「V845」で十分だと思いました。

 

実際、使ったのは上の2曲を撮る時だけですし(笑)