↑先日、1978年発表の Gary Moore のアルバム「Back On The Streets」を購入しまして・・・
↑アルバムの最後、8曲目に収録されている「Parisienne Walkways(邦題:パリの散歩道)」をCDに合わせて弾いてみたのですが、まともにゃ弾けやしませんでした(涙)
自分がこの曲を知ったのは友人の家で観たライブ・ビデオで、ゲイリーを知ったのも、その時です。そのビデオで、自分は特に「Parisienne Walkways」と「Still Got The Blues」の2曲に衝撃を受けました。
苦悶の表情を浮かべ、汗だくで凄いフレーズを弾きまくるゲイリーを見て、自分が100年練習しても、絶対こんな風には弾けないだろうなと思いました。
しかし、このアルバム「Back On The Streets」収録のテイクを聴いてみると「これなら自分にも弾けるかも?」と思いました。なぜなら、ライブでの「延々と続く怒涛の速弾き」が入って無いからです。
「Back On The Streets」のテイクはソロが短く「これなら練習すればコピー出来るかも?」と思いました。しかし、コピーして見ると、速い部分が全く弾けませんでした。見通し甘かった(汗)
ということで、フレーズの出だしと最後だけCDに合わせて、中間のフレーズから音を幾つか、と言うか、短いフレーズを省略して帳尻を合わせました(涙)
この曲を知る人が、自分の動画を見れば「こいつ、誤魔化して弾いてやがる!」と直ぐ気付くでしょう(汗)しかし、悲しいかな、これが自分の今の実力なんすよね(涙)速いフレーズを弾けるように、コツコツと地道に練習するしかないですね・・・
↑コピーには、洋書のカラオケCD付きのスコア「JAM with GARY MOORE」を参照しました。収録曲は、以下の通り全8曲となっております。
(1)STILL GOT THE BLUES
(2)WALKING BY MYSELF
(3)THE LONER
(4)OH PRETTY WOMAN
(5)STORY OF THE BLUES
(6)COLD DAY IN HELL
(7)EMPTY ROOMS
(8)PARISIENNE WALKWAYS
↑楽譜はゆったりした構成で、見やすいです。紙質が厚めでペラペラの本ではないのも良いです。本文は、全82ページ。
↑裏表紙です。判型は、横が227mm、縦が300mmとA4サイズ(210 × 297mm)より僅かに大きいです。
付属のカラオケCD(ケースは付属していません)です。要注意なのは、収録されているトラックは「ヴォーカル抜き」です。歌が入っている曲なのに「歌抜き」のカラオケに合わせて弾くのは妙な感じなので、自分はカラオケCDは使っていません。
※ご注意
3曲目にインストの「The Loner」が収録されていますが、独特な浮遊感のある長いイントロがカットされており、The Lonerが目的で買うとガッカリしてしまうかもしれません。
↑ちなみに、The Lonerが目的の方は、HAL・LEONARDから出ている「PLAY-ALONG」シリーズのVOL.139を購入されることをお勧めします。その収録曲は以下の通り、全8曲です。
(1)Cold day in hell
(2)Empty rooms
(3)The loner
(4)Oh pretty woman
(5)Since i met you baby
(6)Still got the blues
(7)Texas Strut
(8)Walking by myself
↑裏表紙です。スコアのサイズは、横が227mm、縦が300mmで、A4サイズ(210×297mm)より僅かに大きいです。
↑こちらもカラオケCDが付いていますが「ヴォーカル抜き」なので自分は使っていません。
↑最後に、アルバム「Back On The Streets」の収録曲は以下の通りの全8曲です。
(1)"Back on the Streets" – 4:25
(2)"Don't Believe a Word" – 3:53
(3)"Fanatical Fascists" – 3:06
(4)"Flight of the Snow Moose"– 7:18
(5)"Hurricane" – 4:54
(6)"Song for Donna" – 5:32
(7)"What Would You Rather Bee or a Wasp" – 4:57
(8)"Parisienne Walkways" – 3:22
※4. 5. 7.はインストゥルメンタル。
ヤング・ギター誌の2011年4月号、ゲイリーの追悼特集でのアルバム解説は、以下の通りです。
フィル・ライノット(vo,b)、ブライアン・ダウニー(dr)、ジョン・モール(b)、サイモン・フィリップス(dr)、ドン・エイリー(key)が参加した初のソロ名義作品。
コロシアムII的な(4)(5)(6)(7)、シン・リジィ的な(1)(2)(3)(8)で構成されており、前者から後者へとバンドを移籍する時期に録られた事を端的に表している。
泣きのバラード(8)は、ゲイリーが音楽性を変えても常にライブで演奏された名曲だ。
アルバムを通して何度か聴いてみたのですが、自分が「弾きたい!」と思ったのは「Parisienne Walkways」1曲だけです。他の曲も決して悪くはないのですが、正直、あまり印象に残りませんでした・・・