ついに今日の13時に猫のビチ君が息をひきとった。しかしなんと早いことか… 昨日あたりから歩くことは出来なくなった、何回か痛みにもがいたけれど死に顔は安らかであり 安心した。
昨夜体をさすり祈り ビチ君にずっと呼びかけた、それまで一日中眼球も動かず唯一腹で呼吸をしているだけのまさに危篤状態のビチ君がむくっと立ち上がった目もうつろながら、トイレに向かった!!
「ビチ君もういい頑張ってトイレに行かなくてもいい」と止めた
するとご主人様のオカンの膝にパタリと倒れた…
その時のうつろな目が目に焼き付いて離れない。
大人になっても何故か小さかった可愛いビチ君、ご主人様を慕う賢いビチ君、前世ではきっと親子だったのだろう。
もっと早く気がつけば良かった、飼った以上いろんな知識がないといけないと思った、意識のないビチ君に何度も謝った。 生後1~2年で野良から我が家に 住むことになったビチ君、京都特有の鰻の寝床みたいな狭い家で先輩猫に囲まれ過ごした約十年は幸せだったのだろうか?
そのまま野良猫のほうが幸せだったろうかと思ったりする。 まさか一番若いビチ君が死ぬとは夢にも思わなかったが、これも寿命なのだろう。 もしビチ君よりオカンが先に死んだら真面目に葬式にビチ君を連れて行きたかったくらいや
ありがとうビチ君、我が母親をある意味僕より慕ってくれた。
ロマンある生命流転の中でまた会いましょう、次は人間同士でちょっと金持ちな広い家でね。
生きてる間に広い野外遊びスペースをビチ君に作ってやる夢は儚く消え去ってしまいました…

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