前回までのあらすじ。
自宅に帰った此方そこで、武石さんが殺害されたいた。そして、その横には、血で書かれたダイイングメッセージ…。一体、被害者は、我々に何を伝えたいのか―?
うー…わかんねぇ… 単純に考えたら、「ABE」でアベってことになるけど、普通カタカナで残すはず…
これは、現場に行って見ねーと、解けそうにねぇな。
プルルルル…
携帯が鳴った。
おぉ、此方からだ。
俺は、何かいい情報が入ってくるのかなっと少しは期待していたが、
「もしもし、此方か?何かいい情報はいったか?」
俺が聞いてみると、此方は、焦っているような、あわててるような様子だった。
「た、大変だよ!!い、今ね、警察の人と一緒に、い、五十嵐 五十鈴さんが来てるんだよ!!」
「な、何!!あの五十嵐が…なぜだ…!?」
あのときの記憶が今でのよみがえってく…
ガチャ… ツーツー…
あれ、電話が切れてる。も、もしかして…
あ、あのやろうぉ…
ガチャ、
「あーっ何するんですか!!五十嵐さん!!」
「これは失礼。でも、この事件、私が解決しましょう。」
此方は、五十嵐をじっとにらんだまま、
「あんたに、このダイイングメッセージが解けるとでも…?」
すると、五十嵐は、
「あぁ、このダイイングメッセージ…もう、とっくに解けてますよ。あとは、どうきとか探ってみようかと…」
(榊君、早く解いてよー。)
―榊の部屋―
くっそー 何にも思いつかねぇ…
ガタッ…
ん…教科書が落ちてる。
俺は、理科の教科書を開き、なんとなく見ていた。すると、あるページに目がいった。
はっ、そうか!!これなら…!!
早速、此方に電話だ!!
俺の頭の中でひらめいたのだ。
プルルルルルルル…
でてくれ… でてくれ…
此方が電話に出てくれることを祈った。
「はい、もしもし、榊君?なんでしょうか?」
つながった… 俺は、少しうれしかった。これで、質問に此方が、「うん、そうだけど…」とか言ってくれれば、分かったの同然。
「なぁ、此方――」
「っえ、そうみたいだよ。棚には、本がいっぱいあって…」
本…そういうことか… 分かったぜ、何もかもな!!
「例えば、エロスの物語とか、女神アテーナーとか、何だろ…数えたら、何十いや、何百もの本が…」
「サンキュ、後な、――も調べて、今すぐに!!」
此方は、指示された通り、あるところを調べた。
「もしもし、榊君。言われた通り調べたよ。ビンゴ。これは、決定的な、証拠になりそうだね。」
「っふ、証拠どころか、これが本当の、被害者が残した、ダイイングメッセージなのさ。此方、俺が、助言するから、此方が、真相話してくれないか?」
その言葉に、迷いもなく、此方は、
「うん。分かった!」
っと返事をした。
「なんだい?犯人が分かったのか?」
「輝?」
「んじゃぁ、とっとと、話してもらえませんか?」
此方は、耳で、榊からいろいろ助言を受けている。
「ええ、お話ししましょう。まずは、このダイイングメッセージですが、阿部伊さん、被害者は、何の遺跡をいらべていたのですか?」
っと、此方の質問に阿部伊さんは、
「はい、武石さんは、ギリシアの遺跡を調べておいででした。」
改まった言い方をした。
「そう、阿部伊さんの言うとおり、このダイイングメッセージは、アルファベッド・ローマ字ではなく、ギリシア文字だったのです。」
その言葉に、皆口をそろえて、
「なんだってぇ!!!」
といった。
「そして、このことを踏まえて、Aは、ギリシア文字で、アルファっと言う意味。Bは、ベータ。Eは、イプシロンという意味だったのです。そして、3つの頭文字をとってつなげてみると…」
「アベイ!!」
また、皆が口をそろえて言った。そして、視線は、阿部伊さんの方へと。
「やはり、お前が犯人だったのか!?」
「あぁ…俺はやってない…やってないんだ…!!」
阿部伊さんは、へなへなっと、床に座った。
「待ってください。僕は、ただ、ダイイングメッセージを解いただけで、まだ、阿部伊さんが犯人とは言っていませんよ。」
「どういうことです?」
五十嵐は、自分の推理とは違っていたみたいだった。
「これは、武石さんが残した、阿部伊さんへの最後の言葉なのでしょう。わざわざ、ギリシア文字で…」
「では、犯人は一体誰なんだ?」
また、五十嵐が聞いてきた。
「これは、阿部伊さんへのメッセージでもあり、犯人の証拠を示している暗号(?)でもあるのです。では、もう一度その血文字をご覧ください。そして、今度は、アルファベッドで考えてみてください…。」
「ABCDE…あぁ!!CDが抜けている!!」
五十嵐も少しは、あせっているように見えた。
そして、此方は、CDデッキへと行き、デッキのボタンを押した。
[…何をしているんだ!!貴様!!っふ、あんたを殺してやるんだよ。]
流れてきたのは、被害者と、小林さんの会話だった。
[や、やめろ…早まるな… おぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉ… グサッ アアア¨…]
ピッ、
此方は、デッキのスイッチを切った。
「そう、被害者が残したダイイングメッセージはこれのことだったのです。被害者は、小林さんが包丁を持っているのを見て、とっさに、胸元にあった、このデッキの録音のスイッチを押したのだ!」
そして、刑事が小林さんのほうへ集まって、
「署までご同行願いますか?」
と言った。
無事、事件は解決したのであった。
―榊の部屋―
っふ、武石さんが、阿部伊さんにのこしたあのメッセージ…たぶん、「俺の後を告いでくれ」って意味なのかな…
っま事件が解決すれば、問題ないか。
翌日、なぜ、昨日来なかったのか?っと関村にこっぴどく怒られた榊であった。
~END~
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ダイイングメッセージ分かった方いましたか?
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