3.11以後の初の国政選挙投票日まであと10日。




テレビでは「争点が分からない」とか訳の分からないことばかりほざいているが、




その争点をぼやかしてまやかしているのはアホカスクソメディア自身だ。













冷静に考えて、


消費増税に賛成なら自民、民主、維新だろう。











だからこの3党に入れるということは、




既得権益に何のメスも入れることなく、




消費税大増税に大賛成し、




天下りも渡りも是とし、原発再稼動や建設を容認し、




行く果ては憲法改正で国防軍創設、核保有に賛成の国民である。




そしてTPPに参加を容認し、農業ばかりではなく、




すべての産業をアメリカ隷従とすることを厭わない国民である。














そして上記すべての愚策に反対し、




国民生活やこの国をアメリカ隷従から守るとする政党が、




日本未来の党、新党大地、新党日本ということになる。




これに加わるのが、社民党ぐらいだろう。














みんなの党はTPP交渉参加を容認だから、ちょっと違うかもね。




それでも、自民、民主、維新のタカ派政党とは一線を画すのは良く分かるが。




まぁ、民主、自民、維新よりははるかに「マシ」という感じか。












人それぞれに思うことは全く違う。




でも、3.11以後いまだに復興なんて言うのも失礼な状態が被災地では続いている。




復興予算は官僚のサイフの如く無駄に使われ、




今年度はいまだに使い切れていないのである。




放射能はいまだにただ漏れ状態で何の収拾も付かず、




核のゴミの処理もなんら道筋は立っていない。←ここは全く議論されない!










それなのになぜ原発再稼動だの増設などを容認できるのか?




CO2が増えるから原発稼動って、どう考えても理論破綻である。











放射能が漏れればCO2がどうのこうののレベルじゃない。





一瞬にして人が住めなくのなるのである。





東日本大震災級の地震が今この瞬間にも来ないなんて誰が言えるのか。





3.11で、日本人は何も学んでいないのだ。





多くの日本人にとって、すでに3.11は歴史の一部分になってしまったのだ。





だから、経済のためとかいう屁理屈をこねて原発の「善」を必死に説く。














以前も書いたが、













たとえ経済が破綻しても山河は残るが、



核が暴走したら山河も残らないのである。














これが分からない日本人は、民主、自民、維新へ投票するのだろう。




自分は少なくとも、こんな状態の国は望んでいないので、




民主、自民、維新だけは選択肢に全く入っていない。












この3党に入れることは、


最終的には憲法改正を切望することであり、


「いつか来た道」に戻ることを望み、


アメリカ隷従の下、


戦争に突き進むことを切望する国民なのだと


理解できる。














投票行動とはこういうことだ。





雰囲気に呑まれ、テレビや大新聞の偏向報道に惑わされずに、





この国を正しい方向に向ける1票とすることにするべきだろう。