やる気があって行っていると思っていたが、



そう簡単なものじゃなかったみたいだ。







末娘がレッスンを辞めたいと言ってきた。



5月から始まったが、すでに2~3回行ったころから迷っていたとは思わなかった。








理由はいろいろあるようだ。




厳しいレッスンではあるようだが、




なんでも何か習得するのは楽なものじゃない。




怒られたりすることも多々あるだろう。




ただそれだけだったら我慢して歯を食いしばって付いていくことで何かを得ることも出来る。




その「何か」がまだ掴みきれなかったかな?










他の人と同じように「頑張れ!」だけじゃ人は伸びない。




何を言われても頑張れる子もいる。




同じ事を言われても心に傷が残ってしまう子もいる。









ただ、言えることは「諦めたら終わり」ということだけ。




レッスンの教官はレベルアップのために厳しいことを言っているはず。




自分の夢のためなら、こんな程度は頑張らなきゃいけないんだと、




誰もが思ってやれるわけじゃないんだろうな。












昨日のレッスンにもちゃんと行ったが、




辞めたいということは担当教官に話したそうだ。




本人も疲れていたせいかあまり多くを語りたがらなかったので、




昨晩の段階ではあまり詳しく聞かなかった。










当然止められたそうだが、




辞める日を後日教えてほしいと言われたとのこと。










でも本当に辞めたいだけなら、「今日限りで」とも言えたはずだ。




考えるということは、まだ迷っているということなのだろう。




歌が純粋に好きな娘だから、




これで辞めちゃったら・・・という思いもあるのかもしれない。











アドバイスは出来るが、決めるのは末娘自身。




現在のレッスンを辞めても、またオーディションは受けたい気持ちもあると言っていた。




まぁ、辞めたら他の場所でまた一からやり直しってこともあるんだけどね。




今は、揺れ動いているのだろう。




高校生の本分は勉学だから、これに悪影響がでてくるのならいったんリセットすることも一案だ。










何が正解で何が不正解なんて誰も分からない。




でも、自分の出した答えが正解だと胸を張って言えるようになって欲しい。









まだ若いんだから、それほど気張らなくてもいいけどね。




高校を卒業したあとだって、またやり直しは出来る。




道はいくらでも作っていける。









末娘には、こういったことで迷えることが幸せなんだってことも感じて欲しいね。




人生の選択さえも出来ずにいる人はいくらでもいるんだから・・。