最近、息子が米を磨いでバイトに行くことが多い。
そして末娘の弁当箱まで洗ったりする。(女なら自分で洗えって!)
なぜかそんな手伝いを良くするようになった。
私が食器を洗っているのを見ているためか、
それとも母親の負担を軽くしようとしているのか・・。
まぁ、私がやっているのはそうせざるを得ない情況からなんだが・・。(どーゆー意味だ?)
そして、昨日は天然長女が米を磨いだらしい。
息子は文句も言わずにそのご飯で作ったオムライスを食べている。
なので私もなんとも思わなかったが、
どうやら事態はそんな平穏なことではまったくなかった・・・。
「今日ね、○月が米磨いだんだけど、軟らかいんだよね」と妻が。
以前は硬いご飯好きな私のために、よく妻が軟らかく炊いてくれたが・・。
文句を言えば、
「アタシはこっちのほうが好きなんだよね」と、
反省なんて文字は妻の辞書にはない・・。
長女の磨いだ米は、それはそれは軟らかいらしい。
「2合なのに、3合分の水入れちゃった」
なにをぉ?
息子が文句言わずによく食べてたな・・。
オジヤみたいなものか?
「ちょっとやばいよね? ほら!」
と、長女が食べてる途中でオムライスをスプーンに乗っけて差し出すから、
どんなものかと食べてみた。
「ああ! 食べちゃった!」
そりゃ、食うわ!
「そうじゃなくて、髪の毛、
多分アタシの髪の毛、入ってたのを見せたの!」
はぁ???
知らんがな!
スプーンで出せば、食うだろうが!
そんなことはしょっちゅうあるから、なんとも思わず食べたんだが・・。
「見えると思ったんだけどな」
老眼で近いものは見えねぇんだっての!
オヤジをバカにするのも、エエ加減にせいよ!
なんか上あごに引っ付いている感覚がある。
もぞもぞしていたら、妻が驚きの一言を・・。
これだぁ・・・、ワン、ツー、スリー!・・ってか?
「一緒に飲み込んじゃえ!
気にしない、気にしない!
娘の髪の毛ならいいでしょ」
テメェは息子の髪の毛入ってても同じことやるんかい!
・・・なんて言えません言えません・・。
しかし、言われるがまま、米2合で3合分の水をたっぷり含んだオムライスとともに、
ごっくん!・・・と飲み込んだのさ・・。
それにしても、この娘は米もろくに磨げないのか?
嫁に行けるのか?
いやいや、こんな状態で嫁に出したら相手が迷惑でしょ。
良い加減の頃に、きちんと加減ができる女になって欲しいもんだが・・。
父親としては、痛し痒しですなぁ・・。