午前11時半ごろに息子から電話があった。




「もしもしぃ!」




その声で一発了解!




「合格したか!」




「おお! 受かったよ!」










大学生の息子が合格するといえば、



言わずと知れて「自動車運転免許」。







2月から教習所に通い始めたが、


3月に入って予約殺到でなかなか実車に乗れず、


ちょっとふてくされていたが、何とか夏休み前に取得できた。







昨日もワールドカップを観ながら最後の追い込みをやっていた。(追い込みなのか?)






朝早く出かけたので顔は見てないが、


昨晩やっていた問題の点数は「88点」。





いろいろ問題をやっていたが合格の「90点」に行ったことがなかった。






「絶対合格できない自信はあるんだ」と、なんとも理解不能な発言。






それでも1回で合格できたんだからよかったね。






仲の良い従兄弟と二人で行って、二人とも合格できた。











「面倒くさい」が口癖の息子だが、


言う割にはきちんとこなしている。






高校も遅刻は通院のための1回のみで欠席も1日だけ。





そのため高校卒業のときは「精勤賞」をいただき、


卒業プログラムに名前が載ってたね。





大学も1限目は早いので「サボろうかな」と言いながらきちんと行っている。





高校はサッカーの推薦、大学も指定校の推薦で進級してきたから、


自分で試験に臨んで「合格」の二文字と勝ち取ったのは生まれて初めてのことだった。






運転免許なんて、誰でも取れるものなのだろうが、


とりあえずは試験という関所を通ったことは息子にとって嬉しいことだろう。















それに引き換え、高校3年の長女の遅刻常習犯にはほとほと困っている。






担任から「まだ来てませんが」と電話が入るのは日常茶飯事。






そのたびに謝る親の立場にもなってみろっての!






まぁ、高校生なんてそんなこと考えないモンだけどね。






朝はもちろん起こしているのだが、だらだらして行動も遅く、


そもそも「焦る」様子がまったく見られない。







高校2年の遅刻回数はなんと「82回」!






進級のための補習やレポート提出で何とか進級したが、



まったく「痛み」を感じないぐーたら娘で困るわな・・。






年子の兄貴を見ていれば、きちんと行くことの大切さも分かるようなものだが、


娘の遅刻は一向に直らない。





末娘には「お姉ちゃんみたいになるなよ」とは言っている・・。(でも似てきてる・・。)





低血圧といえば低血圧なんだが、



それは自分とほぼ同じくらい。





言うほど朝が辛いということでもないんだよね。





高校1年のときは遅刻なんてほとんどなかったんだから。











進学するのか就職するのかまだ決めていないようだが、



どちらにしろ、今の状態が本気でいけないことだと気付くまでは時間がかかりそうだ・・。








3人もいると個性豊かで面白いが、



今いる場所で「やるべきこと」はきちんとやって欲しい。







息抜きばかりをしていると、それさえも面倒になってしまうんだからね・・。








アルバイトをしながら教習所の料金は息子が払っている。





自分が欲しいと思うものは自分で払いなさいと言ってある。





裕福な家庭ではないので、それがかえって息子の自立心を育てているのかもしれないね。





たかが運転免許だけど、自分ですべて取得することに大きな価値があるんだからね。