都議選開票から一夜明けた。




こぞって「麻生総理解散なるか」という報道ばかりで、


各政党のおなじみキャラの面々がテレビ討論に忙しい。






民主党はもうドンと構えているが、自民党は言い訳に苦しい内容。



公明党は全員当選で悠然と構えている。



共産党は5議席も減らし、社民は議席獲得ならずで存在感の薄さが目立つ。



都議選の結果、二大政党の流れが作られたような気がする。



その中で宗教政党はキャスチングボードを握り、これからも揺さぶりをかけてくるだろう。







ここで見逃していはいけないのは、「石原都政」に「ノー」を突きつけたということであるが、


民主党が常に「反対」に回っていたかというとそんなことはない。


「オール与党」といわれるような行動もあったから、手放しで都政への逆風とは受け取れない。






今回の結果は、まさしく国政の体たらくがそのまま反映されたのだと受けるほうが賢明のようだ。





しかし石原都知事が、新銀行東京の件や小児病院廃院の件などをごり押しなどせずに、


面子を捨てた行動ができれば違った結果が出ていただろう。


結局このジジイは自民党そのものだからね。












今後民主党が、石原都政にどのような対応をして今回の「民意」を反映させるか。


擦り寄るような対応しかできなかったら、次回には大きなしっぺ返しが来ることを肝に銘じておくべきだろう。







公明党は創価学会の組織票で持ったようなもので、評価の対象外。


まぁ、それでも「民意」といえば民意なんだが、あくまでも信者だからねぇ。




総選挙は小選挙区だから、今回のような当選は期待できないだろう。


1人区の結果がそれを証明しているからね。






国会は無駄な会期延長で、無駄な税金を垂れ流しているが、


ようやく今日から審議が再開される。




衆議院では「内閣不信任案」、参議院では「問責決議案」が提出される見通し。




もう選択肢がない麻生総理がどのような行動に出るか。




すでに総理としての資質がないのはもちろんだが、


閣僚を罷免までしてやれる気概があるかどうかに解散はかかっている。(あるわけないな)




どの道総選挙はあるから時期が早いか遅いかだけで、


解散そのものは大きな問題じゃない。






ここで自民党が総裁の首を挿げ替えるような姑息なことをしたらそこで自民党は終わり。



それをやるなら解散・総選挙をやるべきだ。






すでに民意は決まっている。


分かっているんだから、さっさとやるべき。


国民はもう腐れ自公政権には「ノー」を突きつけているんだから。














もう見切られた政党がいつまでも議員として居座ることは、国民に対する愚弄でしかない。



最後は公僕らしく、民意をしっかり受け止める気持ちを持って洗礼を受けなさい。



それが潔さというものだよ、阿呆太郎君!