民主党の新代表が鳩山氏に決まったが、


いまだに「反小沢対親小沢」の構図ばかり取り上げているが、意味ないよね。







これを前面に打ち出して民主党の亀裂を大々的に報道したいんだろうね、アホメディアは。





そもそものきっかけの公設第一秘書の逮捕。




ちょっと比べてみる。


もちろん疑惑いっぱいの二階のジジイとだ。





まず小沢氏側。



準大手ゼネコン西松建設の裏金をめぐる事件を捜査していた東京地検特捜部は

三日、同社OBが代表をしていた政治団体を通じ、

多額の企業献金を違法に受け取っていた疑いが強まったとして政治資金規正法違反容疑で、小沢一郎民主党代表の公設第一秘書で資金管理団体「陸山会」の会計責任者大久保隆規容疑者(47)ら三人を逮捕した。



とある。 これは3月のこと。



この時期から「小沢叩き」が始まって、代表辞任となった。






それで道路族二階側。




西松建設から二階俊博経済産業相が関係する政治団体への献金をめぐり、

市民団体「政治資金オンブズマン」(大阪市)のメンバーらが1日、

政治資金規正法違反容疑で、会計責任者らの告発状を東京地検に提出したと発表した。先月30日付で受理されたという。


 告発状によると、西松は2004~07年、ダミーだった2つの政治団体で、

自民党二階派の政治資金パーティー券計838万円分を購入したほか、

二階氏が代表の自民党支部に社員の個人名義で1人当たり5万円、計600万円を献金。

会計責任者らは他人名義と知りながら受領し、政治資金収支報告書にうその記載をしたとしている。




とある。 これは今月のこと。




はて、一体どこに違いがあるのだろうか?





そしてこの二階側の件に関しては、「辞任するべき」という声はいっさい上がってこない。


ましてや小沢側に求めたような「説明責任」の声も一切ない。







互いに「訂正に処理している」と言っているが、


叩かれるのは小沢側のみ。





これが公平であるべきメディアの姿だろうか?








それに東京地検は何故もっと動かないのか?


自民党の子飼いということは周知の事実だが、


これほどまでに露骨に差別することが、国家権力にあっていいのかね。





アホ国民にはそれがまったく分かっていない。


アホメディアの「国策報道」にまんまと乗せられ、


「小沢辞任」だけに目を向けてしまっていた。





また「家賃疑惑」も二階側にはある。




どっちも「政治とカネ」の問題はあるだろうが、


収支報告書に記載していた小沢氏側と、うその記載をしていた二階側とで、


どうして小沢氏側だけに捜査の手が伸びるのか。






ある地検の幹部は、



「(辞任は)想定できた」。小沢氏が代表辞任を表明したこの日夕方、


検察幹部の1人は努めて平静な様子で話した。





これは何を意味するか。



推測の域は出ないが、「目的は達成した」と受け止めることができる。






3月時点のまま阿呆太郎の支持率が10%を切ってしまえば、


もうそれ以上は持たず、解散・総選挙での大惨敗が見えていたから、


「国策捜査」によって、「小沢おろし」を政府が敢行したのだ。









二階側の件は告発されて、受理している。


しかし捜査が進んでいるようには思えない。


アホメディアも何の報道もしない。







政治でも、「北野誠抹殺」の芸能界でもそうだが、


あまりにも理不尽な「差別」が今の日本では普通にまかり通ってしまっている。





地デジ完全移行の件も同じ。


我が家は17年選手のブラウン管テレビがそろそろ寿命を迎えそうだが、


家庭の経済事情でバカ高い地デジ対応テレビなんて買えない。




地デジ普及率も地域によって大きな差があり、


まだ世帯全体の4割は対応できていない。




医療にしても教育にしても、理不尽な格差がまかり通ってしまっている。





一事が万事で、腐れ自公政権のやることはいつもこんなもん。




こういった本質をどこまでアホ国民が分かっているか。



「反小沢」とか「親小沢」のレベルじゃないんだよね。




政権交代は、本当に将来の日本を考えるなら、実現しなければならないのである。