「幸せに」の手紙添えた「捨てワニ」





捨てるなら飼うな!






どんな理由があれ、生き物を飼うのなら、その生き物の命尽きるまで面倒を見ろっての!





「派遣切り」?

それがどうした。

自分の仕事とペットを結び付けて「正当な理由」みたいにいうことが間違っている。




ワニを飼うには特別な許可って要るんじゃないの?

捨てたということは、その許可を取っていないからビビったとしか考えられない。



本当に仕事がなく、ワニに餌をあげられなくてどうしようもなければ、

命を助けるために何らかの方法があったはず。





それを「いい人」ぶって、「幸せに」なんて、チャンチャラおかしいわ!





ペットを飼うことは、生半可な「可愛さ」だけはできない。

今の自分の経済状況や場所、そして家族の同意など、

様々な要素を考えてから行動するべき。






小さくても「命」なのだ。


人間は飼うという「上から目線」だから、こんな安易な考えしか出てこない。


動物の能力は、人間よりもはるかに上なのだ。



人間は臭い。

犬よりも猫よりも臭い。



だから毎日風呂に入らないといけない。


1週間も風呂に入らずにいたら、かなり臭い。 一緒にはいられない。

夏なら2日も入らないと自分でも臭うだろう。



だが動物はそんなことしなくても大丈夫。



そもそも服を着ないと生きていけない。


動物は年がら年中同じだ。


気温によって毛が抜けたり生えたりする。

これで体温調節をしている。




店に来るツバメ。

彼らは地図も持たないのに、帰ってくる。


遡上する鮭だってそうだ。





人間の「驕り」がペットを捨てるという行為となる。



だから、飼うのなら、最後の最後まで彼らとともに「生きる覚悟」が必要なのだ。




生き物から学ぶことは本当に多い。


飼っている人は、彼らの存在に癒される。





人間は生き物からもらうものだけもらって、

邪魔になれば簡単に捨てる。

そして生態系を日々破壊している。




こんなことを繰り返して、大自然の脅威に晒された時に後悔してももう遅い。






大自然に畏敬の念を抱くことは、

小さな人間にとっては至極当たり前のこと。



もっと生き物を大切にしようよ・・。