金川真大被告。 25歳。
茨城県土浦市のJR荒川沖駅などで08年3月、2人を殺害、7人に重軽傷を負わせた。
反省の色はまったくない。
それどころか、「死刑にならなかったら、あと一人殺す」とまで言っていたそうだ。
この被告には一般人の常識は通じない。
ゲームソフト「ファイナル・ファンタジー」が理想の世界だという。
ゲームをやった事がない私にはどんな世界か分からない。
ただ、分かるのは「ファイナル・ファンタジー」にしろなんにしろ、
ゲームの世界は実在しない、バーチャルナ世界だということだ。
そんな現実とはかけ離れた、ありえない状況に自分を「真面目」に置いてしまうことが分からない。
父親が買ってくれたゲームに没頭した。
ゲームの時間が割かれるのが嫌で、働きたくなかった。
働くくらいならゲームをやっていたほうが楽しい。
ゲームというものは、人格まで変えてしまう恐ろしい代物だ。
この被告は「特別」におかしいのだろうか。
ゲームをやっていてもしっかりしている人もいるだろう。
あくまでもゲームは息抜きとしてやっている人もいるはずだ。
しかし、やればやるほどその世界に洗脳されることも間違いないはず。
凶悪事件を起こした犯人は、こうした現実とかけ離れた世界に没頭した人間が多い。
女の子を殺害し、その骨を自宅に送りつけた「宮崎」努という死刑囚も、
ビデオに夢中になり、数百本ものビデオに囲まれて生活していた。
秋葉原無差別殺傷事件を起こした「加藤智大」も、
ネットでの書き込みで無視されたことへの腹いせでの反抗だった。
1日200回も書き込みをしても、誰も相手にしてくれなかった。
こんなくだらない理由で、罪なき人たちの命を奪ったのである。
便利なインターネットでの恩恵は自分も享受している。
こうしてブログを書くことも楽しいし、ニュースの検索もすばやくできる。
道具は平等に与えられているが、使う人の「心」のあり方で、
全てが自分にとって「煩わしさ」を感じるものになってしまうのだろう。
それは身勝手なのだが、それを指摘する人もいなかったことが不幸なのかもしれない。
そして金川被告。
子供の頃からゲームに没頭し、ひいては殺人事件を起こすまでになった。
こんなヤツでも飽きもせずに「精神鑑定」とは、なんともやりきれない。
元々アタマがおかしいんだから、そんなことやって何になるのか。
被告にも「人権」があるからか?
じゃぁ、意味もなく殺された人の「人権」はどうなるんだ?
「人権」を踏み潰したヤツに「人権」なんて存在しないんだよ!
こんなことで審議が延ばされ、被害者遺族の感情を逆なでして何が楽しいんだ?
それが裁判というものなのか?
裁判員制度が始まってこんなことやるんなら、要請が来ても真っ平ごめんだね。
こんな鬼畜にも劣る、人間の皮を被った悪魔のために、
自分の貴重な仕事の時間をとられちゃ、たまんないわ!
弁護側は、くだらない、時間の無駄の「精神鑑定」なんて取り下げて、
この大バカ野郎の死刑確定を邪魔すんな!
好きな人には悪いが、
もうゲームソフトなんて販売禁止にしたほうが世のため、人のためだな。
「使い方次第」「その人次第」なんてコメント入れても削除するのであしからず。