朝5時半に起きて、大阪に行ってきた。
「大雪で路面凍結に十分に注意しましょう」と大騒ぎのアホメディアだったが、
雪は雨に変わり、道路は普段の雨の次の日とまったく変わらず。
昨晩寝る前には新宿で積雪をあおるアホアナウンサーが
「私のコートの雪を見てください。これは積もる雪ですねぇ!」だって!
相変わらず不安をあおることだけは長けているんだな。
まぁ、そんなことはないと高をくくっていたが、その通りになった。
傘も必要な朝出かけた。
(帰ってきたら雨だったんだな、これが!)
往復5時間、練るだけじゃあまりにももったいないので、本を持っていった。
これ1冊を新幹線で読破する! ・・と目標を立てて。
まぁ、たいした目標じゃないんだけどね。
本は「小説 後藤新平」である。
以前に読んだが、こんな自由な時間はめったにないのでこれを読むことにした。
新幹線が走り出して読み始めて、ちょっと一息入れると、熱海の海が見えた。
その後、何の気なしに本から目を離すと、次は富士山が見えた。
なんか嬉しくなった。 ご褒美かな?
大阪での展示会を終えてとんぼ返りで帰路に着く。
昼食がまだだったので、何年ぶりかの駅弁。
いつもならこれでビールと来るんだが、絶対に読破すると決めていたので、お茶にした。
食べ終わって読み始めたら睡魔が・・・。
ちょっと寝たがまた読み始める。
ようやく品川に着いたときに読み終えた。
たくさんの教訓があった。
2度目に読んでも新鮮だ。 ますます後藤新平という人間を尊敬した。
彼の残した業績の詳細は割愛するが(眠いしね・・。)、
現在の政治家にも読んで欲しいものだ。
お時間があれば「小説 後藤新平」(郷仙太郎著~学陽書房)をお読みください。
彼の業績は300ページの文庫本に納まるものではないが、
まずはこれを読めば大まかな彼の偉業を知ることはできます。
では、おやすみなさい・・。