来年度予算 一般歳出「52兆円程度」 財務省方針、初の大台越え







この予算の中に、天下りに使われる金額はどれくらいあるんだろうか。


どうしてもこれを考えてしまう。








間違いなく15兆円はあるだろう。





100を超える独立行政法人。


そして公益法人もある。


理事長クラスでは年棒3000万円とも言われる。


そして億単位の退職金。


職員への給与、施設の維持運営費などを加えればそれくらいの金額にはなる。





まったく必要のない独立行政法人をなくし、職員も民間と同じように解雇すれば、費用はこれだけは浮く。


政治屋の言う「廃止」は、看板の付け替えで仕事も人も他に割り振るだけ。


官僚たちはそうでないと、天下り先がなくなるから納得しない。






日本の行政には、こんなふうに官僚のやりたい放題で税金が使われているのである。





未曾有の事態が日本経済を襲っているのに、

役人たちは多額のボーナスでホクホクである。



自分たちは「選ばれし者」とでも勘違いしているかと思うほどだ。





確かにそれなりに勉強してきたのだろうが、

人間的にも魅力があるかどうかははなはだ疑問である。



医者にしてもそうだが、志のない者、「人間味」のない者が権力を振りかざしている。





金のない者は、医者にも国会議員にもなれない。






日本は「身分制度」が確立されている国になったようだ。








縦割り行政の無駄はいつになったら是正できるのだろうか。



そしていつでも希望の持てる国になるには何年かかるのだろうか。




豊かで貧しい国ニッポン。



今は決して豊かではなくなった。



経済的にも精神的にも貧しい国に成り下がった。







だからと言って、自分の心まで貧しくはなりたくない。


北の大地の親友のおかげで、心だけは「金満」であることが唯一の自慢である。




それにしても、厳しい年末だな・・。