感想。
あ゛~、そう!
・・って感じだな。
とても世相を反映しているとも思えない言葉だ。
「アラフォー」なんて、TBSのドラマ程度だったと思っていただけなのは私だけだろうか?
今年は北京オリンピックがあった。
北島選手の「何も言えねぇ!」のほうが感動したな。
巨人の13.5ゲーム差をひっくり返しての優勝で使われた「メイクレジェンド」。
まともな英語じゃないけどね。
「そうそう、こんな感動したことがあった!」という言葉のほうが流行語としてはふさわしいと思った。
候補に上がった言葉は政治・社会問題が多かったようだが、他にもある。
「政権放り投げ」なんてまさしく日本を象徴している。
「他人事」もあったな。
「暫定税率」廃止で揉めに揉めた。
「阿呆太郎」が総裁になった「デキレース」。
「定額減税」から発した「定額給付金」ほど国民の反感を買った政策もないからこれもありだな。
「みぞゆう」「はんざつ」「ふしゅう」「まえば」なんかもいいんじゃない?
正しくは
「未曾有」「頻繁」「踏襲」「前場」である。
ひらがな読みばかりが先行して、正しい漢字を忘れてしまいそうになるがな!
世界に目を向ければ「金融危機」を放っておけないはず。
「円高」「世界同時株安」・・。
マイナス面ばかりだが、これが今年の象徴なのである。
あと1ヶ月を切った2008年。
締めくくりで何かしようとかは考えない。
大晦日になり、除夜の鐘を聞いて元旦になっても、
日が変わっただけのこと。
それをやれ「年末だ」「正月だ」と大騒ぎしても、自分の状況が一変するわけでもない。
何も冷めているわけでない。
人は気分で変われるということを証明する時でもある
・・ということが言いたいだけだ。
禁煙を始めたのが10月7日。 なんてことはない、普通の日だ。
自分が「こうしたい!」と思ったときが「旬」なのであり、
区切りをつけるのも自分次第である。
それを暦に求めるなんて「人任せ」どころか「神任せ」とも言うべきか?
禁煙パッチなどはまったく使わなかった。
禁断症状はもちろんあったが、過ぎてしまえば簡単に乗り越えられると感じた。
強く思うか思わないか
それだけの「差」でしかないのである。
「気分を新たに正月からは!」と皆意気込んで萎む。
だから気を張って年末年始を迎えることに意味はないと感じる。
1日1日を大切にすることのほうがもっと大事だ。
(難しいけどね・・。)
流行語なんて、翌年になればすっかり忘れるもの。
自分の心で感じた言葉、風景はいつまでも大切にできる。
それを今年の大切な「思い出」として、いつまでも残しておきたいものだ。