「高級官僚は悪と分かった」=小泉容疑者が供述-元厚生次官宅事件
ペットロスが犯行動機とすればつじつまが合わないが、
官僚への反逆行為だとすれば、まさしくテロである。
どんな理由であれ、殺人に正当な理由なんてあるわけがない。
「それだった分かるよ」なんて納得できる殺人事件なんてこの世に存在しない。
これからの内容は、あくまでも「官僚」に対する意見であり、
被害に遭われた元次官ご夫婦への批判は一切ないことをはじめに断っておく。
こんな事件があったあとだからこそ、官僚の行為をしっかり知っておかねばならない。
何故「高級官僚が悪」なのか?
官僚の天下り先として作られた独立行政法人。
昨年の10月の段階で「102法人」存在している。
文部科学省25法人を筆頭に、国土交通省20、厚生労働省14、農林水産省14と続く。
法律改正や、資格試験の多様化、また薬事法改正による検査機関の増設など、
そのたびに天下り先をバンバン作ってきた。
その機関に天下った官僚に支払われる給与はもちろん税金からである。
そしてたいした仕事もしないくせに3年ほどで退職し、退職金をいただいている。
そして、それを渡り歩いてがっぽがっぽ頂戴している。
そもそも大病院で薬を渡さないなんてどういうことか?
患者の手間なんて何も考えちゃいない。
そして、ごみ問題にしても、「予算がない」なんて理由で廃棄物処理場拡大ができないことを、
国民に「捨てるほうにももっと意識を!」などともっともらしいことを言っている。
これにしたって、行政のだらしなさを国民に押し付けているだけ。
そして随意契約によって特定の企業に仕事が回るようにする。
その企業は当然天下り先である。
道路ばかり造って肝心なものにお金を回さないから、
それに対応できないだけの話なのである。
これが誰もが知っている官僚の天下りの正体である。
最近は統廃合をしているが、何のことはない。
人員を削っているわけではなく、まさしく寄せ集めているだけである。
この天下りに使われる税金は15兆円以上である!
このお金があったら、消費税アップどころか要らないって話になる。
後期高齢者医療制度なんて必要ない。
高校までは授業料なんて無料になる。 もっと削れば大学だって無料でいける。
子どもを産むなんてことは国の宝なんだから、
出産費用なんて無料に決まってる。
介護医療だってもっと手厚くなる。
その上、国会議員や公務員の数も減らせば、もっと税金が国民のために使える。
このように無駄な天下りを勝手に役人に作らせて、放っておいた腐れ自民党の責任は重大である。
この仕組みさえなければ、今回の理不尽な事件は起こらなかったのである!
官僚に対する毅然とした態度を行政のトップである内閣が示さなければならないのに、
その一番上にいるのがあの一番アタマの悪い「ひょっとこどっこいマンガ脳ボンボン麻生」じゃ、
救いようがないし、望みとか期待なんて皆無である。
解散を先延ばし、2次補正の提出もしない存在意味がまったくない内閣。
道路がこれ以上必要ない理由はまたの機会に述べることにする。
何年もかけて独立行政法人を解体するなんてことは無駄だ。
それこそトップダウンで実行するべき事柄である。
これでも「麻生さん頑張って!」とほざくアホ国民!
一番の悪の根源は、アホ国民なのかもしれない・・。