今、店で流れる有線を聞いていてふと思った。
流れていたのは、ミスチルの「花の匂い」。
映画「私は貝になりたい」の主題歌である。
いい歌だ。
さすが桜井和寿。 詩もメロディーも、彼はすごい感性の持ち主だと実感する。
ただ、この映画。
観てはいないし、観る気もしない。
(今月22日が初日じゃ、まだ観ている人はいないか・・。)
理由はいろいろな方がいるから言えない(・・ってらしくないな)。
理由は・・。
(引っ張るほどでもないか・・。)
スマップの中居が主役じゃ、観る気がしない!
それに共演者が鶴瓶でしょ?
漫画か?
故フランキー堺さんに失礼だな。
この共演者の中に「上川隆也」さんがいる。
私は彼の演技は好きである。
山崎豊子さん著の「大地の子」で主役を演じたが(NHK)、惹きこまれた。
どうせなら、彼のような「役者」を主役に使うべきじゃないのかな。
話題性ばかりが先行して、肝心の映画の内容に重みがなくなる。
名作があまりにも薄っぺらく感じて、駄作になる。
普段おちゃらけた司会をして、漫才相手の鶴瓶と共演して感動なんかできるのかね?
タカアンドトシの二人が真面目に演技して泣けるか?
それとまったく変わらんな。
ホンモノの役者がたくさんいるのに、
芸人だの、アイドル系だのを主役にして「金儲け」目当てで駄作にしてしまう。
ホンモノの役者は、役を演じる時にしか出てこない。
素顔を見せすぎればそのイメージはついて回る。
健さんは、まさしくそのタイプ。
あまりにも出てこないから心配にもなるけどね・・。
あくまで個人の好みだけど。