<米リーマン>日本、打つ手なし 閣僚会議「影響ない」



「影響ない」と言うのは、「何も出来ない」の裏返しだろう。


株価が急落し、年初来の最安値を更新しても「我関せず」の「フフン!」ってなモンか。



確かに現政権はもう終わりである。


それにしても「ボク達もう関係ないんだよぉ!」なんていう他人事でいいのかね。



思えば金融危機の10年前、当時の自民党総裁選では、

国民が一番望む「ハードランディング」を提唱した梶山静六氏が落選し、

自民党が推し進める「ソフトランディング」を小渕恵三氏にやらせることになった。


その後日本は「失われた10年」といわれる時代に突入することになった。


今でも思う。


あの時「梶山静六」という男が総理になっていたら、

淘汰が進み、次世代に大きなツケを遺さずにすんだだろう。



今は皆利権欲しさの「政治屋」ばかりだから、

リーマンが破綻しようが、株価が急落しようが、

「市場のことは市場に聞いてよ。ボク達利権しか興味ないからワカンナ~イ」というのだから救いようがない。



サブプライムの問題は簡単には終わるわけがない。


日本の「失われた10年」なんてものじゃないかもしれない。


以前もこれはブログで指摘したことがある。



住専の時はどうなったのか。


アメリカは日本の崩壊を反面教師にしたと書いてあったが、、

世界経済が音を立てて崩れていくことは、すでに始まっているのかもしれない。