日本のプロ野球最強メンバーだったはずの挑戦だったが、
無残にも韓国の前に「金メダル」の野望は断たれた。
まったく当たっていなかった李承ヨプに痛恨の逆転2ラン。
岩瀬の投じた球を打った彼を褒める以外にない。
決して失投ではなかったと思う。
だが、往年の力はすでにないのだろう。
だからあれだけ持っていかれる。
こんな事は分かっていたのではなかったか?
痛かったのはこの1球ではなく、G・G佐藤の二つのエラーだろう。
「一生懸命やっての結果」
確かにそう。誰も負けようと思ってやっているわけじゃない。
ただ、日本のプロ野球選手の年俸はいったいいくらだ?
高給取りががん首揃えて、韓国なんぞに2連敗もして、なんとも情けない・・。
結局日本の野球は、勝負に徹するプレーを普段からしていないということだ。
悔しいが、この点で韓国のほうが「上」なのだ。
誰がなんと言おうとこれが現実。
あのメンバーで「億単位」の給料をもらっているヤツは何人いるんだ?
給料はガッポリ要求するが、国際大会ではまったく通用しない連中ばかりだな。
救いなのは、岩瀬にしろ、G・G佐藤にしろ、主将の宮本にしろ、
皆「悔し涙」を流していたことか。
日の丸を背負っている重圧は相当なものだったんだろう。
しかしそれを「勝負に対する執念」に変えて欲しかった。
それがあれば、子供たちにもっと夢を与えることが出来たはず。
とはいえ、男子サッカーの勘違い連中に比べればまだマシか。
コイツらは、悔しがるどころか「他人事」で審判のせいだからな・・。
女子はソフトボールで「金メダル」を取った。
上野の執念で勝ち取ったメダルだ。
もちろん他の選手の活躍を忘れてはいけないが、
この金メダルの立役者は上野である。
女子サッカー「なでしこ」もメダルは逃したが、4強に残った。
沢を中心によくまとまったチームだった。
メンバー器用に多少の不満はあったが、それでも男子チームとは雲泥の差だろう。
高給取りじゃなくても、勝負への執念があればこれだけやれる。
プロ野球選手にしろ、サッカー選手にしろ、
贅沢ばかりしているから練習に身が入らないんだな。
今回のオリンピックで、いかに男子チームがダメかよく分かった。
大事なのは技術じゃなく、「気持ち」だということも・・。