準決勝で敗退した時は「まさか!」と思ったが、3位決定戦での一本勝ちはさすがだった。
誰もが金メダルを期待し、谷選手本人もそれだけを目指して稽古をしていただろう。
審判の判定に不満はある。なぜ谷だけに指導なのか・・。
しかし本人は一切の言い訳をせずそれを受け入れていた。
一番悔しいはずなのに・・。
バルセロナから5大会連続のメダル。
そのうち金メダルは二つ。
「ママでも金」は世界選手権で達成している。
彼女ほど女子柔道を注目させた人はいないだろう。
ママになって、ここまでやったのだ。
育児をこなし、稽古もこなし、妻として夫を支えた。
素晴らしい成績だ。
欲を言ってもキリがない。
今後はどうするのかは彼女が決めること。
外野が過度の期待をするのは、彼女に対して失礼だろう。
14歳からオリンピックの舞台で活躍した。
今は心から「お疲れ様、そしてありがとう!」と言いたいですね。