
ないな。 たとえ面倒だとしても、子供にとって無駄なものなど何も無い。
子供たちの成長を促し、友達との協調性を育むことを目標にさまざまな学校行事がある。
それを子供たちが勝手に「こんなの要らない」とか、大人がそれに同調するような事はあってはならない。
何かやるとなれば子供たちは「え~!」と拒否反応を起こす。
しかし、そのあとに「どうやったら楽しいか、うまくいくか」を一生懸命考える。
面倒と思うことも真剣に取り組めば楽しさが見えてくる。
そうやって子供たちは創造性や協調性を育てていくのである。
そもそも大人が突く問題じゃない。
それじゃ、モンスターペアレンツと同じだな。
「ウチの子供がやりたくないものを何でやらせるんだ!」
な~んて、しゃしゃり出てくるバカ親となんら変わらない。
学校は国語や算数(数学)、理科、社会などを勉強すればいい場所ではない。
人間として成長していくために、学校行事が存在する。
一部の情けない教師はいるが、ほとんどは子供のことを真剣に考えてカリキュラムを作っている。
どうやったら丈夫な体になるか。
どうやったら友達とうまくやっていけるか。
どうやったら進学できるか。
どうやったら今の生活を基礎に出来るか。
どうやったら・・・
そんな風に子供たちのことを考えているのである。
学校行事を不必要ということを大人が問題視すれば、
今のもろい教育は音を立てて崩れていくだろう。
大人たちは、学校行事をフォローする事はあれ、
それを否定することなどあってはならない。
学校でのすべての時間は、教師と生徒との間で成り立っている。
それをぶっ壊すのはいつでも外野だ。
子供のわがままの視点に立つのではなく、
子供の意欲の視点に立つことを大人が考えるべきである。