地下鉄サリン事件から11年を経て、

  オウム真理教元代表の松本智津夫被告の死刑が確定しました。



  逮捕されたとき「我はグルである」と言っていた松本被告。

  何人とも自分には歯向かえないと信じていた人間の末路は、

  法に裁かれ、命で償う結果となりました。



  松本サリン、地下鉄サリン、坂本弁護士一家殺害、

  目黒公証役場の仮谷清志さん拉致殺害事件・・・



  人を人とも思わない、人でなしの犯行は、

  世間を恐怖に落としいれ、遺族を悲しみのどん底に落としました。



  長い時間が過ぎましたが、

  オウムの事件が風化することはないでしょう。

  詐欺で人を騙す宗教団体がありましたが、

  こんな惨殺を実行した宗教団体はありません。



  オウムは私の住む世田谷区の烏山に未だに本拠があります。

  「ああいえば上祐」が別団体を作って、

  麻原彰晃と決別と言っても、同じ穴の狢です。

  狢にも劣るでしょうが・・・



  いつ法務大臣がはんこを押すか。



  逃れられない死の恐怖を今感じていることでしょう。

  それ以上に辛く、痛く、そして悔しい思いをしながら

  殺されていった人たちの気持ちがわかるでしょうか。



  ヤツにはそんな気持ちはひとかけらもわからずに、

  未だに命乞いをしていることでしょう。



  そして未だに逃げ続けている3人の信者たち。

  遺族の方の心が休まる日はいつなのになるのか・・



  こんな人の集まりには、自分の子供がのめりこまないように

  心の逃げ場は親がいつでも作ってあげたいですね・・