昨日も書いたが、この控訴審の公判が始まった。



「あの」しゃしゃり出てきた弁護士の屁理屈には呆れた。



「被告の精神年齢は12歳程度」とか、

「あれは殺人じゃなくて傷害致死罪に相当する」とか。



11ヶ月の赤子を叩きつけて、絞殺することが傷害致死罪なのか?

もういっぺん法律の勉強をしなおしたほうがいいじゃないか?



仮に(もないが)、これが傷害致死罪なのなら、

人を殺す意思を持ってその行為に及ぶことはほとんどがそうなってしまう。



また、「精神年齢12歳」とはいったいどんな基準か。

12歳の子供が、大人の首を絞め、11ヶ月の赤子を叩きつけるのか。

それを一度にできるのが12歳なのか。



12歳の子供だって、それが良いか悪いかぐらいは分かる。

12歳をバカにしちゃいけないな。



本村さんも、「呆れたを通り越して失笑した」と述べていた。



本当に、何の理屈から上記の答えを導き出しているのか。

あれで弁護士が勤まるんだぁ~と正直思った。



雁首そろえた21人の大弁護団。



「死刑廃止論」者なのだろうか。

これだけそろえて何のパフォーマンスか不思議でならない。

廃止論はこの裁判でその是非を問うつもりか。



問題を摩り替えて裁判を長引かせ、

遺族の感情を逆なでしても何の得にもならない。



無期懲役でも不満らしく、傷害致死罪論議まで持ち出した弁護団。



この被告が、何がよくて何が悪いかを人生最後にやっと学ぶことが

できる機会を、この弁護団は奪い取ろうとしていることに気付かないようだ。