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stockracerの雑記録

株・競馬から、スポーツ・時事問題まで。ジャンルに拘らず、ブログならではの自由な切り口で、何でも好き勝手に書いてしまおう!

 大津市のいじめ問題の報道を見ていて、どうしても納得が行かず、今度もまたかと疑問に思うのは、なぜ速やかに、加害少年を審判にかけて、罪に問わないのかということ。遅ればせながら警察の捜査が入り、被害者遺族が刑事訴訟に打って出るらしいが、その一方で、いじめ行為の特定や、罪に問うのは難しいと結論付ける報道が、覆すことのできない事実であるかのように繰り返されているのはなぜなんだろう?ここが、この問題の解決に向けた、一番の肝の部分ではないのか?理不尽な理由で、いじめという卑劣極まりない行為に及べば、少年であろうとも、少年院送致などの厳罰に処されるのだと、周知徹底させることが、問題解決の一番の近道に思えるのだが。

 忘れてはならないのは、被害者は命を落としていること。その命の重さに比べれば、加害少年の人権なり更正を優先させるよりも、先ず罪を認めさせて償わせることの方が先なのではないか?

 保身に走るだけの教師や教育委員会、世論が動くまで門前払いを繰り返した警察、更に、権力者である加害少年の親や親族からの、常軌を逸した圧力。この様な、おかしなことがまかり通っているが為に、真実を追求して白日の下に晒すという、当たり前の行為が疎かになるなどということが、許されていいはずがない。

 報道なり世間の批判の矛先が、教師や教育委員会のでたらめな対応や、なかなか動かなかった警察に向くのは、ある程度理解はできる。但し、それは、この件を社会問題の一つと捉え、傾向と対策的な観点から、再発防止策を練るという意味においてだ。しかし、最低でもそれと平行して、裁判(少年審判)にかけ、罪と責任の所在を明らかにして、罰を与えるということやらなければ、問題が解決したとはいえない。決着はつかないのだ。

 現在行なわれている、民事訴訟の中で、加害者の少年等は、「いじめではなく、遊びだった」という、お決まりの台詞を吐いている。これが、過去の判例から判断した、弁護士の指示通りの言葉だとしても、白を切り、反省の欠片もないことは、容易に見て取れる。彼らが悪質なら、親もしかりだ。自分達の子供が、同級生を自殺に追い込むようないじめを行なっていても、叱ることも、一緒に謝罪することもさせず、自らの保身の為もあり、学校や教育委員会に圧力をかけるのだから、その罪は重い。これを断罪できずして、何が法治国家だ!一日でも早く、立件されることを望みたい。

 最後に、既に多くの批判が出ている、昨日の野田首相のメッセージについて。念のため、You Tubeを検索してみると、前後のやり取りを含めてアップされていたので、貼っておきたいと思う。何時削除されるのか、分からないけど……。



 この動画を通して見ると、野田首相の発言には、決定的に欠けているものがある。それは、いじめ問題を解決する為に、大人達が何を考え、どのように行動するのかということについて、何のメッセージもなかったことだ。子供達に向けて、いじめる側には卑劣な行為であることを説き止めるように諭し、被害者の側には誰かに相談するように促し、周りの者には傍観者にならずに告発せよという。一見、的を射ているように見えるが、そんなことは誰もが分かっていることで、それが、子供達のレベルでは、なかなか簡単ではないから、難しい問題なのだ。何度でも書くが、いじめは、教師や親などの大人が、波風が全く立っていないところを、ほじくり返すようにして探さないと、表には出てこない。そうでもしない限りは、表に出てきた頃には、事態は相当深刻な状況にまで至っているはずだ。野田首相は、それが分かっていない。子供達が勇気を持って行動することは、教育上は望ましいことなのかもしれないが、いじめ問題に限っては、それを待っていては遅い。子供達が本当のことを言わなくても、ウザイの何のと言われても、大人の方から積極的に介入しない限り、悲劇は繰り返されるのではないかと懸念する。

 では、また。