野田首相の逆切れ解散で、衆院総選挙が行なわれる。別に、年の瀬にかかる忙しい時期にやらんでも、などというつもりはない。それよりも困っているのは、比例も選挙区も、どこに入れたらいいのか、全く思い浮かばないこと。こんなことは、選挙権を得てから初めてだ。入れたくないところなら、いくらでも挙げられるのに。
3年前の選挙では、自民党政治に嫌気がさした無党派層は、民主党の掲げたマニフェストに期待して、政権交代を選択した。僕も一票を投じた。だが、野田政権に変わってからの民主党は、マニフェストから180度転換した、保守とも、新自由主義とも形容されるような、全く違う政治思想の政党に変わってしまった。これは、民主党に投票した有権者への重大な裏切り行為だ。野党や識者はよく、元々実現不可能なマニフェストだったのだから、軌道修正は当たり前だというが、真逆をやる事を軌道修正とは言わないでしょう?総右傾化したように見えるマスコミをも巻き込んで、菅降ろしが成った時点で、公約を達成できなかった責任を取って、総辞職でもした方が良かったのではないか。当時は、復旧・復興が最優先であり、選挙どころではなかったのだから。
悔しいけれど、日本がアメリカに逆らえない現状では、政権与党は、保守でなければ務まらないのだろうか。よく、官僚主導か政治主導かなどと言われるが、官僚の上には、フィクサー的な人物がいて、アメリカの意向を受けたそのフィクサーが、官僚に命令を出して、野田政権を操っているとの見方は、都市伝説の類ではなくて、真実に近いのではないかと思える。先日の党首討論で、解散を言い出した時も、「党の規約を守る」との誓約書に署名できない者は公認しないと宣言した時も、強気な発言とは裏腹に、野田氏の表情に、何かに摂り付かれたような、決して逆らえない何者かへの畏怖のようなものを感じたのは僕だけだろうか?そうでなければ、右傾化してまで政権交代選挙で投票した有権者を裏切ることに、何のメリットがあるのだろう?
民主党の中には、他にも一言いいたくなるような議員が多い。森喜朗氏とのパイプを強調し始めてから、一層横柄な態度をとり始めたように見える安住財務相や、解散時期を巡って野田首相を批判し、遂に役職を捨て党を離れて小沢氏と合流するのかと思えば、解散後は選挙参謀を務めるなど、発言と行動に一貫性がない輿石幹事長、などなど。一番奇妙なのは、なんといっても鳩山元首相だろう。自分が作った政党だとの思いが強すぎたのか、やりたい放題の党執行部に、引退にまで追い込まれてしまった。政治家という人種には、間違ったプライドの持ち主が多いようで、鳩山氏にしても、野田氏にもっと強い態度で反論すべきだし、側近を引き連れて離党し、流行の新党を作るもよし、小沢氏と合流する手段もあったと思うのだが。唐突で安易な引退発言を見せられて、いやでも、細川護煕元首相をダブらせてしまう。所詮、金持ちのお坊ちゃまの道楽か?それとも、この人の場合は、やっぱり辞めるのや~めたとなるのだろうか?
3年前に期待して投票した民主党だが、野田政権になって以降、余りにも変わり果てた。とてもじゃないが、投票する気にはなれない。あくまでも、個人的な見方だが。
今日一回で、全党書くつもりだったが、思いの外長くなった。表題の横にその①を付け加えて、他党については次回にしようと思う。
今日の一曲は、「幸せになりたい」 今井美樹 1990年
民主党政権は、3年で終りそうですが、なんとなくこの曲を。
この頃、今井美樹のファンだったんですよ。
当時車の中では、自分で編集した彼女のカセットテープばかり聴いていました。
では、また。