イチローと、松井秀喜と、松坂大輔。 | stockracerの雑記録

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 来るべきものが遂に来たというべきだろうか。松井秀喜が、タンパベイ・レイズから戦力外通告を受け、事実上解雇された。だが、松井秀喜という野球選手は、このままでは終らないと信じている。この先、一定期間の間にメジャーからのオファーがなければ、潔くユニフォームを脱いで引退するという選択をする可能性がないとは言わないが、彼は、少なくともレギュラーシーズン中は、できうる限りの準備をしながら、オファーを待ち続けるのではないか。

 一部では、日本球界への復帰について、期限は7月一杯だが、現状、守れず・走れずでは、採る球団があるのかなどと、失礼な物言いで報じられているが、それは、松井本人が何年も前に、日本に戻ってプレーすることはないと断言している。

 年齢による力の衰えは、確かにあるだろう。しかし、メジャーで通用しなくなるほど、急激に落ちたようには見えない。彼は元々、調子の波が大きい選手だから、使ったり使われなかったり、ましてや代打などで力が出るタイプではない。シーズンを通して使い続ければ、トータルでは必ず数字を残す選手なのだ。悪い時に多少の休みを取らせるのは効果的だが、調子のいい時には、メジャーにおいても、4番を任せるような使い方をすべき選手だ。だから、去年のアスレチックスでの前半戦よりも飛び飛びの起用となった今年、数字が残るわけがなく、解雇されるのは時間の問題だったのかもしれない。

 対照的に、イチローは、自らトレードを申し出た。自分が去ることで、若手にチャンスを与え、自らも刺激を求め、未だ経験のないワールドチャンピオンを狙えるチームの一員になるという、一石三鳥ともいえる電撃移籍だった。ヤンキースは、イチローを迎え入れるにあたり、守備位置の変更や、下位の打順になること、左投手の場合にはスタメン落ちもあることなど、厳しい条件を突きつけ、イチローは全て受け入れたという。だが、イチローは、自らの力を見せ付けることで、打順もポジションも手に入れるつもりなのだろうし、実際それだけの力が残っているように見える。ここが、現状での松井との決定的な差だと言える。

 残念ながら、松井には、優勝争いをしているチームで、一年を通して主軸を勤めるだけの打力はあっても、守備や走塁を含めた総合力では、厳しいと言わざるを得ない。だから、今後の進路としては、イチローと入れ替わりと言う訳ではないが、チーム成績の上がっていない若手主体のマリナーズのようなチームに、若手のお手本となる選手として、加わるのが理想的ではないか。例えるなら、イチローが在籍した頃の、エドガー・マルチネスのようなポジションを勤めればいい。

 イチローの談話にもあるように、松井は、野球に取り組む真摯な姿勢や、その人間性において、礼儀正しく誰からも愛される人柄であることは、巨人時代からつとに有名だ。彼は、英語が堪能であることもあり、コーチ兼任でもいいから、このようなチームからのオファーがあることを願う。

 さて、この内容の記事を書くならば、どうしてももう一人、松坂大輔に触れない訳には行かないだろう。彼が、肘の手術を受けた頃、このブログに、松坂大輔は必ず復活するという題名の記事を書いた。復帰以来結果が出ず、再び故障者リスト入りしている彼だが、必ず復活するという考えに変わりはない。理由は、イチローや松井同様に、それだけの実力と人間性を兼ね揃えた選手である事や、復帰戦での彼が、体重を絞り一回りスリムになっていたことと、140キロ台終盤のストレートが投げられたことだ。手術した肘や肩のスタミナが、そんなに簡単につくはずはない。実践登板を重ねることで、徐々に調子が上がってくるはずだ。問題は、それまで、レッドソックスの首脳陣が我慢できるのかどうかに尽きる。下手に中継ぎ降格などすれば、返って先発完投型の松坂の良さを消してしまう。或いは、トレード要員になることもあるかもしれぬ。だが、彼はそうなる前に、必ず勝利という結果を出すだろうし、そう信じている。

 今日書いたことは、もしかすると現実に比べると、多少甘いのかもしれない。だが、子供の頃から身体が弱く、どの種目に挑戦しても物にならずに、10代の頃から、スポーツテレビ観戦オタクとなった僕としては、一流のスポーツ選手への敬意を込めて、彼ら3人には、必ずもう一花咲かせてほしいのだ。野球バット野球

 では、また。