小沢一郎氏が、消費増税法案に反対する意志を明確にし、自らが率いるグループを引き連れて離党し、新党を結成する動きを見せていることに対して、様々な声が出ている。面白い?のは、賛否両論真っ二つと言う訳ではなく、小沢氏なんて大嫌いだし、過去の行状を評価もしてないけど、野党と結託してマニフェスト違反の政策をゴリ押しする現政権は支持できないから、今度ばかりは小沢氏に期待するしかないという意見が多い事。かくいう僕も、これまでもここに書いてきた通り、そう考える一人だ。
この件に関するマスコミ報道を見たり、ブログをを読んでいて思い出したのが、かつて、小沢氏の親分だった田中角栄氏を評価する時に使われた、功罪という言葉だ。今、小沢氏が起こそうとしている行動が、功になりうるのかは分からない。だが、現・政権側に立つ多くのマスコミが、今朝(23日)の朝日の社説のように、なりふりかまわず筋違い(僕にはそう見える)の批判を繰り返したり、陸山会事件の控訴審が行なわれることになり、小沢氏が被告人であることを強調する報道をしたり、最近では、週刊誌がプライベートな事で書き立てるなど、露骨に小沢潰しにかかっている事からも、現政権と、バックにいる権力者にとって、小沢氏が邪魔な存在である事だけは明らかだ。
3年前の政権交代選挙の時も、自民党政権では駄目だから、民主党政権になれば、何かが変わるかもしれないという程度の期待感だった。今回にしても、とりあえず、小沢氏に、今の、どこを向いているのか分からないような政治を止めてほしいという程度の期待でいいのではないか。どうせ、選挙になれば、大阪維新の会も入ってくるし、政界再編になる。どんな形で、どの勢力が権力を取るのかなんて、分からないし、離合集散の嵐が吹き荒れるかもしれない。いや、そうなってほしい。
昨日・今日の動きでも、橋下・大阪市長と、石原・都知事が接近したり、僕の地元では、大村・愛知県知事や、河村・名古屋市長が、国政復帰を睨んで、誰に付くのかを意識したような発言をしているのを見ると、一般庶民の事を一番に考えている政治家なんて、どこにも見当たらない。それならば、小沢氏に多くの問題があっても、必要悪として受け入れるべきではないか。小沢氏が引退してから、功罪について議論すればいい。今一番大事なのは、国民不在であらぬ方向へ突っ走る、現政権を止める事だと思う。それが可能なのは、最近の言動から判断して、橋下氏ではなくて、小沢氏ではないのか。その先の事は、選挙後にできる新政権に任せればいい。
なんだか、投げやりで理屈っぽくなってきたが、最長でも一年余りの間には選挙があるので、よく考えて投票したい。とりあえず、庶民の一人としては、せっかくブログを書いているのだから、日々の動きを興味を持って注視し、何か思う所が出てくれば、ここに書いていきたいと思う。発信し続けないと、僕自身が進歩する事もできないような気がするので。
では、また。